freee会計の評判は本当?料金・デメリットを2026年最新で検証

freee会計 評判 料金・機能・口コミ・デメリットを徹底比較

freee会計の評判を、料金・機能・口コミ・デメリットの4方向から検証します。結論から言えば、freee会計は「簿記の知識がない人が、自分ひとりで決算まで走り切る」ためのソフトです。ただし料金は、同じカテゴリのなかで安いほうではありません。

freee会計の評判 料金・機能・口コミ・デメリットを徹底比較

freee会計の評判について詳しく解説します。評判・料金・機能から他社との比較まで、最新情報をお届けします。

freee会計の評判を調べていると、「初心者でも確定申告を終えられた」という声と、「思ったより高い」「簿記が分かる人には遠回り」という声が同時に出てきます。なぜ、これほど評価が割れるのでしょうか。

理由は単純です。freee会計は「簿記を覚えないで済むこと」に開発リソースを集中させた設計であり、その代わりに価格と独特のクセを引き受けているからです。つまり、簿記を覚える気がない人には価値が跳ね上がり、すでに仕訳が書ける人には割高に映ります。

本記事では、freee会計・マネーフォワード クラウド確定申告・やよいの青色申告 オンラインの3社について、各社公式サイトで確認できる2026年9月時点の価格を並べ、3年総額まで計算しました。さらに、freee請求書・freee人事労務を含めたfreeeエコシステム全体でいくらになるのか、導入コストを補助金で下げられるのかまで踏み込みます。

読み終えたとき、あなたは「自分はfreee会計を契約すべきか、それとも他社にすべきか」を金額つきで判断できる状態になります。

⚠️ 本記事はアフィリエイト広告を含みます。記事内の料金・仕様は2026年9月時点で各社公式サイトに掲載されていた内容にもとづきます。最新の金額は必ず各公式サイトでご確認ください。

freee会計の評判:この記事でわかること

  • freee会計の評判が「良い」と「悪い」に割れる、たった1つの理由
  • 個人事業主・法人それぞれの料金プランと、公式公表価格の一覧
  • freee・マネーフォワード・弥生の3社を年額と3年総額で比較した結果
  • 消費税の課税事業者になると、freeeの負担がどれだけ増えるか
  • freee会計を選ぶべき人と、選ぶべきでない人の具体的な線引き
  • デメリットと注意点を7つ、包み隠さず
  • freee請求書・freee人事労務まで含めた、freeeエコシステム全体の考え方
  • 補助金を使って導入コストを下げられる可能性と、その現実的な条件
  • 申込から初期設定までの手順と、つまずきやすいポイント

freee会計の評判|まず結論:freee会計の評判を7項目で採点した

長い記事を最後まで読まないと結論が分からない、という状態を避けるために、先に採点結果を置きます。以下は本記事で検証した内容を7項目に整理し、5点満点で評価したものです。評価は当サイトの基準によるもので、各社の公表仕様・公表価格を根拠としています。

評価項目点数根拠となる事実
簿記知識ゼロでの使いやすさ5.0勘定科目を選ばず「○○を支払った」の質問形式で仕訳が完成する設計
確定申告の完走しやすさ4.5質問に答える形式で申告書が生成され、e-Tax送信まで画面内で完結
銀行・カード連携の自動化4.5明細取込から自動仕訳候補の提示まで一体化
他サービスとの連携4.5freee請求書・freee人事労務と同一IDで接続でき、二重入力が起きにくい
料金の安さ2.5消費税申告が必要な個人事業主の場合、3社比較で最も高い水準(後述の表で検証)
簿記経験者にとっての快適さ3.0freee独自の入力思想があり、一般的な複式簿記の手順とは操作感が異なる
他社からの乗り換えやすさ3.0仕訳データの移行はできるが、科目の対応づけと残高確認の手作業が残る
💡 一言でいうと

freee会計は「簿記を勉強する時間を、お金で買うソフト」です。したがって、簿記を覚える気がまったくない人には評判どおりの価値があり、すでに仕訳が書ける人にとっては割高になります。評判が割れているのではなく、評価している人の前提条件が違うだけです。

ここで重要なのは、「自分がどちら側の人間か」を先に決めることです。なぜなら、この一点が決まらないまま口コミを読み比べても、賛否がぶつかり合っているようにしか見えないからです。そのため本記事では、第12章で「向いている人・向いていない人」を明確に線引きしています。

なお、freee会計はIT導入補助金(2026年度は「デジタル化・AI導入補助金」に名称変更)の対象ツールとして案内されており、要件を満たせば導入費用の一部が補助される可能性があります。「機能は気に入ったが金額で迷っている」段階の方は、補助金の対象になるかを先に確認したほうが判断が早く進みます。

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リンク先は株式会社Wizのfreee会計 相談・申込フォームです。「詳しく知りたい」「資料が欲しい」だけを選ぶこともできます。

freee会計の評判|freee会計とは何か|2026年時点の立ち位置

freee会計の評判 個人事業主向けクラウド会計ソフトの機能と料金

freee会計の評判:freee会計が解こうとしている問題

freee会計は、フリー株式会社が提供するクラウド型の会計ソフトです。個人事業主・フリーランス・小規模法人を主な対象としており、日々の記帳から決算書の作成、確定申告書の提出までを1つの画面で完結させることを目指しています。

従来の会計ソフトは、簿記を学んだ人が使う前提で作られていました。借方と貸方を理解し、勘定科目を選び、仕訳を1本ずつ起こす。この作業を効率化するのが会計ソフトの役割だったわけです。

しかし、事業を始めたばかりの人にとって、そもそも借方・貸方の概念がハードルになります。そこでfreeeは発想を逆にしました。「取引を簿記の言葉に翻訳してから入力する」のではなく、「日常の言葉で入力すると、裏側で簿記に翻訳される」構造にしたのです。

たとえば、打ち合わせのカフェ代を入力するとき、利用者は「誰と」「何のために」「いくら」を答えるだけで済みます。会議費として計上するのか交際費にするのかという判断も、ソフト側の質問に沿って進みます。この設計思想こそが、freee会計の評判を分ける最大の要因です。

freee会計の評判:「簿記を知らなくても使える」の正確な意味

ただし、この点は誤解されやすいので正確に書きます。freee会計を使えば簿記の知識がゼロでも申告書が作れる、というのは半分だけ正しい表現です。

実際には、「仕訳を自力で書けなくても入力を進められる」というのが正しい理解です。一方で、経費として計上してよいかどうかの判断、家事按分の割合、減価償却の要否といった税務上の判断までは自動化されません。これらはソフトではなく事業者本人が決めることだからです。

つまり、freee会計が肩代わりしてくれるのは「簿記の作業」であって、「税務の判断」ではありません。ここを取り違えると、「freeeを入れたのに結局よく分からなかった」という評価になります。悪い口コミの一定数は、この期待値のズレから生まれています。

⚠️ 期待値の設定を間違えないために

会計ソフトは「記帳と申告書作成を自動化するツール」であり、税理士の代わりではありません。節税の可否、経費の妥当性、事業所得か雑所得かといった判断が必要な場面では、税務署または税理士に確認してください。この前提を持って使う人ほど、freee会計の満足度は高くなります。

freee会計の評判:freeeエコシステムという考え方

freeeを検討するとき、会計ソフト単体で比較すると判断を誤りやすい面があります。なぜなら、freeeは会計・請求書・人事労務・申告といった業務を1つのIDでつなぐ構成を取っており、複数を併用したときに真価が出る設計だからです。

サービス担当する業務freee会計との関係
freee会計記帳・決算・確定申告エコシステムの中心
freee請求書見積・請求書の作成と送付、インボイス対応発行した請求書が売上として会計側に連携される
freee人事労務給与計算・勤怠・年末調整給与計算の結果が人件費の仕訳として連携される
freeeカード / freee支払い決済・支払い利用明細が取引として取り込まれる

一人で事業をしていて請求書の発行も月に数件という段階なら、会計ソフト単体で十分です。しかし、従業員を雇い、給与計算が発生し、請求書の発行件数が増えてくると、サービス間の連携が効いてきます。そのため、freeeの評判を評価するときは「今の規模」ではなく「1〜2年後の規模」で考えたほうが失敗しません。

freee請求書のインボイス対応については、freee請求書インボイス対応を徹底解説【2026年版】で詳しく整理しています。

freee会計の評判|freee会計の料金プラン【個人事業主向け】

freee会計の評判の料金体系と機能を比較検討することで、自分に最適なプランが見つかります。

freee会計の評判:3プランの料金と機能差

個人事業主向けのfreee会計は、スターター・スタンダード・プレミアムの3プラン構成です。以下は2026年9月時点で公表されている税抜価格をまとめたものです。

プラン年払い(年額)年払いの月換算月払い消費税申告電話サポート
スターター11,760円980円1,780円非対応なし
スタンダード23,760円1,980円2,980円対応なし
プレミアム39,800円約3,317円年払いのみ対応あり

※すべて税抜。税込では順に12,936円/26,136円/43,780円。2026年9月時点の公表価格。

この表で最初に見るべきは、いちばん右の2列ではありません。「消費税申告」の列です。ここがプラン選びの分岐点になります。

freee会計の評判:スターターで足りる人・足りない人

スターターは最安のプランですが、消費税申告に対応していません。したがって、以下のいずれかに当てはまる人はスターターを選べません。

⚠️ スターターを選べないケース

① インボイス発行事業者として登録し、課税事業者になっている
② 基準期間(2年前)の課税売上高が1,000万円を超えている
③ 課税事業者選択届出書を提出している(還付を受けるためなど)

これらに該当する場合は、スタンダード以上が必要です。年額の差は12,000円(税抜)で、月あたり1,000円の上乗せになります。

逆に、免税事業者のままで副業レベルの規模にとどまっているなら、スターターで問題ありません。青色申告特別控除65万円に必要な複式簿記・e-Tax送信・電子帳簿保存はスターターでも利用できます。つまり、控除額のためにプランを上げる必要はありません。

ただし、スターターにはレポート機能の制限とメンバー招待の制限があります。税理士に画面を共有して見てもらいたい、というニーズがある場合はスタンダード以上を検討してください。

freee会計の評判:年払いと月払いで総額がいくら変わるか

見落とされがちですが、freee会計は年払いと月払いで単価が大きく違います。月払いを12か月続けた場合と、年払いを選んだ場合の差額を計算しました。

プラン年払い(12か月分)月払い×12か月1年あたりの差額
スターター11,760円21,360円9,600円の損
スタンダード23,760円35,760円12,000円の損
プレミアム39,800円―(年払いのみ)―

※税抜。月払い単価×12で単純計算した比較。

スタンダードの場合、月払いを1年続けるだけで12,000円を余分に払うことになります。これは1か月分の料金ではなく、5か月分に相当する金額です。そのため、1年以上使うことがほぼ確実なら、最初から年払いを選ぶべきです。

一方で、「まず使い勝手を確かめたい」という段階なら月払いから入る合理性はあります。freee会計には無料お試し期間が用意されているため、まず試用し、続けられそうだと判断した時点で年払いに切り替えるのが無駄のない進め方です。

ここまでで料金の全体像がつかめたはずです。もし「機能は良さそうだが年額が重い」と感じたなら、補助金の対象になるかを確認する価値があります。要件を満たす事業者であれば、導入費用の負担を下げられる可能性があるためです。

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freee会計の評判|freee会計の料金プラン【法人向け】

freee会計の評判:法人プランの料金一覧

法人向けは、ひとり法人・スターター・スタンダード・アドバンス・エンタープライズの構成です。個人向けと違い、月額表示になっている点に注意してください。

プラン年払い(月額換算)月払い(月額)年払いの年間総額主な対象
ひとり法人2,980円3,980円35,760円役員1名のみのマイクロ法人
スターター5,480円7,280円65,760円従業員が数名の小規模法人
スタンダード8,980円11,980円107,760円経理担当を置いている法人
アドバンス39,780円51,980円477,360円内部統制・仕訳承認が必要な規模
エンタープライズ要問い合わせ

※すべて税抜。2026年8月〜9月時点で公表されていた金額にもとづく。法人プランは改定頻度が高いため、契約前に公式サイトで必ず最新価格をご確認ください。

freee会計の評判:ひとり法人プランの損益分岐を考える

ひとり法人プランは年払いで年額35,760円(税抜)です。個人事業主向けのプレミアム(39,800円)とほぼ同水準に見えますが、法人の場合は決算・法人税申告という作業が加わるため、単純比較はできません。

判断材料になるのは、税理士に依頼した場合との比較です。法人決算を税理士に依頼すると、規模にもよりますが決算料だけで十数万円かかることが一般的です。そのため、「自分で決算まで完結させる前提」であればソフト代のほうが安く収まります。

ただし注意点があります。ひとり法人プランには経費精算機能が含まれません。役員1名だけであれば不要ですが、アルバイトを雇って立替精算が発生するようになると、スターター以上への変更が必要になります。

freee会計の評判:従量課金とメンバー追加で費用が膨らむ構造

法人プランで見落とされやすいのが、基本料金以外に発生する費用です。freeeの法人プランには、権限の種類に応じたメンバー追加料金と、機能ごとの従量課金が設定されています。

費用の種類スターター/スタンダードアドバンス
経理・経営者権限のメンバー追加1人あたり月300円1人あたり月1,000円
一般従業員権限のメンバー追加0円・上限なし0円・上限なし
経費精算の従量課金1人あたり月300円1人あたり月650円
受発注書類の送付1件95円1件95円
銀行口座の同期上限20件/50件100件

※税抜。年払い時の金額。口座同期上限はスターター20件・スタンダード50件。

たとえばスタンダードプランで経費精算を10名分利用すると、基本料金8,980円に加えて月3,000円が発生します。年間では36,000円の上乗せです。つまり、基本料金だけを見て予算を組むと、実際の請求額とのあいだにズレが生まれます。

💡 法人で見積もるときの手順

① 基本料金(年払い月額×12)を出す
② 経理・経営者権限を持つ人数×月額を加える
③ 経費精算を使う人数×月額を加える
④ 受発注書類の月間送付件数×95円を加える
この4つを合計してはじめて、実際の年間コストが見えます。

freee会計の評判|主要機能を「評判」の観点から検証する

freee会計の評判のメリット・デメリットを理解した上で、サービスを選択することが重要です。

freee会計の評判:確定申告|質問に答える形式の実際

freee会計の確定申告機能は、申告書の様式を直接埋めるのではなく、画面の質問に答えていくと必要な欄が埋まっていく方式です。「事業所得はありますか」「医療費控除を受けますか」といった問いに順番に答える形になります。

この方式が評価される理由は明確です。確定申告書という書類は、税法を理解している人向けに作られた様式であり、初見の人が上から順に埋められるようにはできていません。freeeは、その様式を利用者から隠しています。

一方で、この隠蔽が不満につながる場合もあります。すでに申告書の構造を理解している人にとっては、「どの欄に何が入ったのか」が見えにくくなるからです。そのため、税理士や経理経験者が触ると回り道に感じられます。

なお、電子申告(e-Tax)はfreeeの画面から直接送信できます。マイナンバーカードとスマートフォン、またはICカードリーダーがあれば、税務署に行かずに完了します。青色申告特別控除65万円の要件であるe-Tax送信もここで満たせます。手順の詳細は青色申告e-Taxのやり方【2026年最新】で解説しています。

freee会計の評判:銀行・カード連携と自動仕訳

クラウド会計ソフトの中核は、口座やクレジットカードの明細を自動で取り込む機能です。freee会計もこれに対応しており、一度連携設定をすれば以後は明細が自動で流れ込みます。

取り込まれた明細には、過去の処理を学習した仕訳候補が提示されます。同じ取引先からの入金が毎月あるようなケースでは、2回目以降ほぼ確認するだけで処理が終わります。この積み重ねが、記帳時間の圧縮につながります。

ただし、自動化の精度は取引の性質に左右されます。取引先名が毎回異なる、決済代行会社経由で入金がまとまってくる、といった状況では手作業が残ります。「全自動になる」と期待すると評価が下がるのは、この部分です。

freee会計の評判:freee請求書との連携

freee請求書は、見積書・納品書・請求書を作成して送付するサービスです。インボイス制度に対応した様式で発行でき、登録番号・適用税率・税率ごとの消費税額といった記載要件を満たした請求書を出せます。

会計側との連携で効いてくるのは、発行した請求書が売上の取引として自動で会計に反映される点です。請求書ソフトと会計ソフトを別々に使っている場合、同じ売上を2回入力することになります。freeeで揃えると、この二重入力が消えます。

freee請求書には無料で使える範囲と有料プランがあり、発行件数や機能によって区分されています。月に数件しか請求書を出さない段階なら、まず無料の範囲で試すのが現実的です。

freee会計の評判:freee人事労務との給与連携

従業員を雇うと、給与計算・社会保険・年末調整という業務が発生します。freee人事労務はこの領域を担当し、計算結果を人件費の仕訳として会計側へ渡します。

給与計算は、給与総額を1本の仕訳で処理すれば済むものではありません。社会保険料の預り金、源泉所得税の預り金、住民税の預り金がそれぞれ発生し、後日納付したときに消し込む必要があります。この一連の処理を手で組むと間違えやすく、連携の価値が出る場面です。

freee人事労務の料金は従業員数に応じた課金体系で、プランによって単価が異なります。基本料金に加えて一定人数を超えた分の従業員課金が発生する構造のため、雇用予定がある場合は事前に人数ベースで試算しておくことをおすすめします。詳細な料金は公式サイトで確認してください。

💡 エコシステムで考えるときの目安

一人事業者なら会計のみで十分です。請求書の発行が月10件を超えたらfreee請求書の有料プラン、従業員を1人でも雇ったらfreee人事労務、という順で検討すると無駄が出ません。最初から全部そろえる必要はありません。

freeeとマネーフォワードの違いを聞いてみる →

「マネーフォワードとの違いを聞きたい」といった相談内容も送れます

freee会計の評判|freee vs マネーフォワード vs 弥生|年額と3年総額で比較

ここが本記事でもっとも実務的なパートです。freee会計の評判を判断するうえで、他社と並べずに「高い」「安い」を語っても意味がありません。そこで、3社の個人事業主向けプランを公式公表価格で並べました。

freee会計の評判:個人事業主向け|年額の横並び比較

サービスプラン年払い年額(税抜)消費税申告電話サポート
freee会計スターター11,760円××
スタンダード23,760円○×
プレミアム39,800円○○
マネーフォワード
クラウド確定申告
パーソナルミニ10,800円××
パーソナル15,360円○×
パーソナルプラス35,760円○○
やよいの青色申告
オンライン
セルフ11,800円
(初年度0円)
○×
ベーシック22,800円
(初年度0円)
○○
トータル39,600円
(初年度19,800円)
○○

※すべて税抜・年払い。2026年9月時点で各社公式サイトに掲載されていた価格。弥生の初年度優待は2027年3月15日の申込分までのキャンペーン条件が公表されています。

この表から読み取れる事実は3つあります。第一に、免税事業者であればfreeeスターター(11,760円)とマネーフォワードのパーソナルミニ(10,800円)はほぼ同水準です。第二に、弥生は全プランで消費税申告に対応しており、サポート範囲だけがプラン差になっています。第三に、消費税申告が必要になった瞬間、3社の価格差が一気に開きます。

freee会計の評判:課税事業者になった場合の3年総額シミュレーション

インボイス登録をして課税事業者になった個人事業主が、各社の最安構成を3年間使った場合の総額を計算しました。ここが、freee会計の評判で「高い」と言われる根拠です。

サービス・プラン1年目2年目3年目3年総額
freee会計 スタンダード23,760円23,760円23,760円71,280円
マネーフォワード パーソナル15,360円15,360円15,360円46,080円
やよいの青色申告 セルフ0円11,800円11,800円23,600円

※税抜。消費税申告に対応する最安プランで比較。弥生の1年目は初年度無償キャンペーン適用時。キャンペーン条件は変更される可能性があります。

⚠️ 正直に書きます

消費税の課税事業者になった個人事業主にとって、freee会計は3社の中で最も費用がかかります。3年間で弥生との差は47,680円(税抜)です。「とにかく安く済ませたい」が最優先条件なら、freee会計は選択肢から外して構いません。この記事はfreeeを紹介していますが、事実は事実として書きます。

では、なぜそれでもfreee会計を選ぶ人がいるのでしょうか。答えは次の表にあります。

freee会計の評判:思想の違い|どういう人が幸せになるか

観点freee会計マネーフォワード弥生
設計の前提簿記を知らない人簿記をある程度知る人簿記の実務に慣れた人
入力の形式質問に答える形式仕訳ベース+自動化従来型の帳簿入力に近い
強み知識ゼロから決算まで完走できる連携サービスの幅と価格のバランス価格の安さと初年度無償、サポートの厚み
弱み価格が高い/簿記経験者には遠回り初心者にはfreeeほど親切ではないクラウドらしい自動化はやや控えめ
税理士との相性freee対応の税理士なら円滑対応事務所が多い導入実績が長く対応事務所が多い
向いている人時間をお金で買いたい初心者コストと機能の折衷を取りたい人費用を最小化したい人

freee会計の年額がマネーフォワードより8,400円高いことは事実です。しかし、簿記の学習に費やす時間を時給2,000円で換算すれば、4.2時間分にすぎません。簿記3級の学習に必要な時間が一般に数十時間と言われることを踏まえると、この差額をどう評価するかは人によって変わります。

つまり、金額だけを見れば弥生が有利で、時間まで含めて見るとfreeeにも合理性がある、というのが公平な結論です。3社の詳しい機能比較はfreee・マネーフォワード・弥生 比較【2026年版】とfreee 弥生 比較【2026年版】もあわせてご覧ください。

freee会計の評判:乗り換えコストという見えない出費

もう1つ、比較表に出てこない要素があります。それが乗り換えコストです。すでに他社ソフトを使っている場合、freeeに移行するには次の作業が発生します。

移行作業難易度注意点
期首残高の登録中前期の貸借対照表の数値を正確に転記する必要がある
勘定科目の対応づけ中旧ソフトの独自科目はfreee側で作り直す
過年度仕訳の取込高CSV取込は可能だがフォーマット調整が必要
固定資産台帳の再登録高取得日・耐用年数・償却済額を手入力する場面が多い
銀行・カードの再連携低ID登録をやり直すだけで済む

そのため、乗り換えるなら期首(個人事業主なら1月)が最も負担が軽くなります。期中に移行すると、旧ソフトと新ソフトの両方で1年分のデータを管理することになり、決算時に突き合わせが必要になるからです。

freee会計の評判|freee会計の口コミ・評判に見られる傾向

💡 本章の書き方について

本記事では、実在しない利用者の発言を創作して掲載することはしません。代わりに、公開されているレビューや比較記事で繰り返し現れる論点を整理し、その論点がなぜ生まれるのかを構造から説明します。個別の口コミそのものより、こちらのほうが判断に使えるはずです。

freee会計の評判:高く評価されている論点【3つ】

論点1:初めての確定申告を自力で終えられた
もっとも多く挙がるのがこれです。前提知識がない状態から、申告書の提出まで到達できたという評価が中心になります。freeeの設計思想がそのまま満足度に変換されている形です。

論点2:口座連携を設定してから記帳が短時間で済むようになった
次に多いのが自動化に関する評価です。特に、事業用の口座とクレジットカードを分離している人ほど効果を実感しやすくなります。逆に、私用と事業用が混ざった口座を使っていると、仕分け作業が残るため評価が下がります。

論点3:スマートフォンだけでも作業が進む
レシート撮影や取引の確認をスマートフォンで済ませられる点が評価されています。移動が多い業種ほど、この差が積み上がります。

freee会計の評判:批判が集まっている論点【3つ】

論点1:料金が高い、値上がりした
金額に関する不満は継続的に見られます。前章の3年総額比較のとおり、これは主観ではなく価格表から確認できる事実です。特に、消費税申告のためにスタンダードへ上げざるを得なかった人からの声が目立ちます。

論点2:簿記が分かる人にとって操作が回りくどい
freeeは仕訳を直接書かせない設計を取っているため、「借方・貸方を直接入力したい」という人にはストレスになります。振替伝票的な入力も可能ではありますが、ソフトの主導線から外れた使い方になります。

論点3:税理士に相談したら別ソフトを勧められた
会計事務所によっては、対応ソフトが決まっている場合があります。将来的に税理士へ依頼する予定があるなら、依頼先を先に決め、その事務所が扱えるソフトを選ぶほうが手戻りがありません。

freee会計の評判:評判が割れる根本原因は「利用者の前提」にある

ここまでの6つの論点を並べると、ある構造が見えてきます。良い評価は「知識がない人」から、悪い評価は「知識がある人」または「コスト最優先の人」から出ているのです。

利用者の前提freee会計への評価理由
簿記の知識がまったくない高い自力で申告まで到達できた実感が価格を上回る
簿記3級程度の知識がある中程度自動化は評価するが、独自の操作感に慣れが必要
経理実務の経験がある低い仕訳を直接書くほうが速く、価格差が正当化しにくい
費用を最小化したい低い同等機能をより安く提供する選択肢が存在する
従業員がいて連携を重視する高い会計・請求書・人事労務の接続で二重入力が消える

したがって、口コミの星の数を平均しても意味がありません。見るべきは「その口コミを書いた人の前提が、自分と同じかどうか」です。この視点で読み直すと、賛否が割れて見えていた口コミが一本の線でつながります。

freee会計の評判|freee会計のデメリットと注意点【7つ】

メリットだけを並べる記事は判断材料になりません。ここでは、契約前に知っておくべきデメリットを7つ、それぞれ「何が困るか」まで書きます。

freee会計の評判:料金面のデメリット【3つ】

⚠️ デメリット1:消費税申告に対応する最安プランが3社中で最も高い

何が困るか:インボイス登録をした個人事業主は、スターター(11,760円)ではなくスタンダード(23,760円)が必要になります。マネーフォワードのパーソナル(15,360円)と比べて年8,400円、弥生セルフ(11,800円)と比べて年11,960円の差が毎年発生します。事業の利益が小さいほど、この固定費は重くのしかかります。

⚠️ デメリット2:月払いを選ぶと年間で大きく損をする

何が困るか:スタンダードの月払いは2,980円で、12か月分だと35,760円です。年払いなら23,760円なので、差額は12,000円。「とりあえず月払いで」と契約したまま更新を続けると、5か月分に相当する金額を毎年余計に支払うことになります。契約後に気づいても、その年度分は戻りません。

⚠️ デメリット3:法人は基本料金だけでは予算が組めない

何が困るか:経理・経営者権限のメンバー追加(月300円〜)、経費精算の従量課金(1人月300円〜)、受発注書類の送付(1件95円)が別途かかります。10名で経費精算を使えば年36,000円の上乗せです。基本料金だけを見て稟議を通すと、実際の請求額との差が問題になります。

freee会計の評判:機能・操作面のデメリット【2つ】

⚠️ デメリット4:簿記経験者には操作が遠回りに感じられる

何が困るか:「現金 / 売上 100,000」と1行書けば終わる処理に対し、freeeでは取引の性質を質問形式で指定していく流れになります。仕訳が頭に浮かんでいる人にとっては、その翻訳作業自体が手間です。結果として、慣れたソフトのほうが速い、という状況が起こります。

⚠️ デメリット5:自動仕訳は「全自動」ではない

何が困るか:取引先名が毎回変わる、決済代行経由で複数件がまとめて入金される、プライベートの支出が同じ口座に混在している——こうした状況では手作業が残ります。「連携すれば記帳が終わる」と期待していると、実際の作業量とのギャップに不満が生じます。事業用口座を分離しておくことが前提条件です。

freee会計の評判:運用・移行面のデメリット【2つ】

⚠️ デメリット6:他社からの移行に手作業が残る

何が困るか:期首残高の登録、勘定科目の対応づけ、固定資産台帳の再登録は自動化されません。特に固定資産は、取得日・耐用年数・償却累計額を1件ずつ入力する必要があり、資産点数が多い事業者ほど負担が増えます。期中に移行すると、旧ソフトとの二重管理も発生します。

⚠️ デメリット7:税理士の対応ソフトと合わない場合がある

何が困るか:会計事務所には得意なソフトがあります。将来的に顧問を依頼する予定があるのに、事務所が対応していないソフトを選んでしまうと、契約時に乗り換えを求められる可能性があります。依頼予定があるなら、ソフトより先に事務所を決めるのが安全です。税理士選びは税理士ドットコムの評判【2026年最新】も参考になります。

7つのうち3つが料金に関するものである点に注目してください。裏を返せば、コストの問題さえ解決できれば、freee会計のデメリットは大幅に減るということです。次章では、そのコストを実際に下げる方法を扱います。

料金のデメリットを解消できるか相談する →

補助金の対象になるかを、自分のケースに当てはめて確認できます

freee会計の評判|freeeエコシステム|請求書・人事労務まで含めた全体像

freee会計の評判:単体で比べると見えなくなるもの

前章までは会計ソフト単体で比較してきました。しかし、実際の事業運営では会計だけが独立して存在するわけではありません。請求書を出し、入金を確認し、給与を払い、その全部が最終的に帳簿に集約されます。

この流れを別々のツールで処理すると、同じ数字を何度も入力することになります。請求書ソフトで売上を入力し、会計ソフトでもう一度売上を入力する。給与計算ソフトで人件費を計算し、会計ソフトで仕訳を起こす。この二重入力が、小規模事業者の時間を静かに削っています。

freee会計の評判:段階別に必要なサービスを整理する

事業の段階会計請求書人事労務判断の目安
副業・開業直後必要無料枠で十分不要まず会計だけを契約する
専業・請求書が月10件超必要有料検討不要請求書の発行と入金消込の手間で判断
従業員1名を雇用必要有料検討必要給与・社会保険・年末調整が発生する
法人化・従業員複数法人プラン必要必要経費精算とメンバー権限の設計が要る

重要なのは、最初から全部そろえないことです。使わない機能に払う固定費ほど無駄なものはありません。一方で、必要になった時点で同じ系列に追加すれば、連携設定はID接続だけで済みます。この「あとから足せる」という性質が、エコシステムを選ぶ実質的なメリットです。

freee人事労務の詳細はfreee人事労務【2026年最新】で、経費精算の比較はマネーフォワード経費の評判【2026年最新】で扱っています。

freee会計の評判|導入コストを下げる:補助金という選択肢

freee会計の評判:2026年の制度概要と名称変更

会計ソフトをはじめとする業務用ITツールの導入費用を対象とした補助制度として、長らく「IT導入補助金」が運用されてきました。2026年度からは名称が「デジタル化・AI導入補助金」へ変更されています。

この制度には複数の申請枠があり、枠ごとに補助率と補助上限が異なります。インボイス制度への対応を目的とした枠では、小規模事業者に対してより高い補助率が設定されている点が特徴です。会計ソフトは、この枠の対象として案内されることが多いカテゴリにあたります。

💡 制度の基本構造

この補助金は、事業者が単独で申請するのではなく、登録された「IT導入支援事業者」と共同で申請する仕組みになっています。そのため、事業者側が制度の細部をすべて把握していなくても、支援事業者が手続きを主導してくれます。申請の負担が比較的軽いのは、この構造によるものです。

freee会計の評判:使えるケース・使えないケース

補助金は誰でも使えるわけではありません。ここは正直に線を引いておきます。

状況補助金の活用可能性理由
中小企業・小規模事業者として事業を営んでいる対象になり得る制度の主たる対象区分に該当する
個人事業主として開業届を出している対象になり得る個人事業主も申請対象に含まれる枠がある
これから開業する(開業前)対象外の可能性が高い事業実態の証明が求められる
すでに導入済みのソフトの継続利用対象外新規導入が前提の制度である
公募期間外に申し込んだ対象外枠ごとに公募スケジュールが定められている
⚠️ 補助金について、事前に理解しておくべき3点

① 申請すれば必ず通るものではありません。審査があり、採択されないこともあります。
② 補助率・上限額・対象経費は年度と枠ごとに変わります。本記事の記載を根拠に契約判断をせず、必ず最新の公募要領で確認してください。
③ 原則として後払い(精算払い)です。いったん自分で費用を支払い、実績報告を経てから補助金が交付される流れが一般的です。手元資金がゼロで導入できる制度ではありません。

freee会計の評判:相談窓口の使い方と、リンク先について

補助金を使えるかどうかを自分で調べるのは、正直なところ効率が良くありません。公募要領は毎年更新され、枠の区分も変わるからです。そこで現実的なのは、IT導入支援事業者に「自分のケースで使えるか」を直接聞くことです。

💡 このあとのリンク先について、先に説明します

本記事のボタンから移動するのは、freee公式サイトの申込画面ではなく、株式会社Wizが運営するfreee会計の相談・申込フォームです。同社はIT導入支援を行う事業者で、フォーム上で「freee会計(通常プラン)」と「freee会計(補助金プラン)」のどちらを希望するかを選べます。問い合わせ種別も「詳しく知りたい/申し込みたい/資料が欲しい」から選択できるため、いきなり契約させられる導線ではありません。どこへ移動するのかを伏せたままボタンを置きたくないので、先に明記しておきます。

そのため、この窓口が向いているのは次のような人です。「freee会計を使いたい気持ちは固まっているが、年額の負担で迷っている」「補助金という制度があるらしいが、自分が対象か分からない」「マネーフォワードとの違いを人に説明してほしい」。逆に、すでに補助金は使えないと分かっていて、今すぐ自分で契約したいだけの人は、freee公式サイトから直接申し込むほうが早く済みます。

freee会計(補助金プラン)について無料で相談する →

フォームで「freee会計(補助金プラン)」を選択して送信します

freee会計の評判|申込から初期設定までの手順

freee会計は、契約してすぐに記帳が始められるわけではありません。最初の設定でつまずくと、そのまま放置してしまう人が一定数います。そこで、最短で軌道に乗せるための手順を7段階に分けて整理しました。

freee会計の評判:7ステップで初期設定を終える

アカウントを作成し、無料お試しを開始する

メールアドレスとパスワードを登録します。この時点では課金されません。まずは画面の作りが自分に合うかどうかを確かめてください。ここで「使いにくい」と感じたなら、無理に契約せず他社を試すべきです。

事業所の基本情報を登録する

事業所名・業種・事業年度・課税形式を入力します。ここで最も重要なのは課税形式の設定です。免税事業者か課税事業者か、課税事業者なら原則課税か簡易課税か、2割特例を使うかを正しく選ばないと、後の集計がすべてずれます。不明な場合は税務署に確認してから進めてください。

事業用の口座とクレジットカードを分離する

連携の前にやるべき作業です。プライベートと事業の支出が同じ口座に混在していると、自動仕訳の精度が落ち、freeeの利点が半減します。可能であれば、事業専用の口座とカードを用意してから次に進んでください。この一手間が、以後の記帳時間を大きく左右します。

口座・カードを連携する

金融機関のIDを登録し、明細の自動取込を有効にします。取込開始日を事業年度の期首に合わせておくと、後から遡って取り込む手間が省けます。連携できない金融機関もあるため、その場合はCSVでの取込に切り替えます。

期首残高を登録する

開業初年度なら不要ですが、2年目以降または他社からの移行では必須です。前期の貸借対照表を見ながら、現金・預金・売掛金・買掛金・固定資産などの残高を入力します。ここが合っていないと、決算書の数字が最後まで合いません。

取引を登録し、自動仕訳を育てる

取り込まれた明細に対して、勘定科目と取引先を確定させていきます。最初の1か月は判断が必要な明細が多く出ますが、同じパターンを処理するたびに候補の精度が上がります。したがって、最初の1か月を丁寧にやるほど、後が楽になります。

決算・確定申告に進む

年度末に、固定資産の償却・家事按分・棚卸の登録を行い、決算書を確定させます。その後、確定申告メニューで質問に答えていくと申告書が生成されます。e-Tax送信まで画面内で完了します。

⚠️ もっとも多いつまずきポイント

ステップ2の課税形式の設定と、ステップ5の期首残高の登録です。この2つを間違えたまま1年分の記帳を進めてしまうと、決算時にすべてやり直しになることがあります。逆に言えば、この2つさえ最初に正しく設定できれば、あとは日々の作業を積み重ねるだけです。

帳簿の付け方そのものに不安がある場合は、個人事業主の帳簿の付け方【2026年最新】もあわせて確認してください。

freee会計の評判|向いている人・向いていない人

ここまでの検証を、最終的な判断基準に落とし込みます。売り込みたい一心で「誰にでもおすすめ」と書くほうが簡単ですが、それは読者にとって何の役にも立ちません。

freee会計が向いている人

✅ この条件に当てはまるなら、freee会計は有力な選択肢です
  • 簿記の知識がまったくなく、これから勉強する時間も取りたくない
  • 初めての確定申告を、税理士に頼まず自分で終わらせたい
  • 年2万円台の固定費を、時間の節約として許容できる
  • 事業用の口座・クレジットカードを分けている、または分けられる
  • 将来的に従業員を雇う可能性があり、給与計算まで同じ系列で揃えたい
  • 請求書の発行件数が増えてきて、売上の二重入力をなくしたい
  • スマートフォンで経費処理を進めたい業種である
  • 法人化を視野に入れており、個人から法人へ同じソフトで移行したい

freee会計が向いていない人

🚫 この条件に当てはまるなら、他社を検討してください

・費用を1円でも抑えたい人:やよいの青色申告オンライン(セルフ11,800円・初年度0円)のほうが3年総額で47,680円安くなります。

・簿記の実務経験がある人:仕訳を直接入力できるソフトのほうが速く終わります。freeeの質問形式は、知識がある人にとっては翻訳作業になります。

・すでに顧問税理士がいて、事務所の指定ソフトがある人:ソフトを先に決めると手戻りが発生します。事務所に確認してから選んでください。

・期中に他社から乗り換えようとしている人:固定資産や期首残高の移行作業が重く、二重管理も生じます。期首(個人なら1月)まで待つほうが確実です。

・記帳の量がごくわずかな人:年間の取引が数十件程度なら、自動化の恩恵より固定費のほうが上回る可能性があります。

この線引きを見て「自分は向いている側だ」と判断できたなら、次に決めるのはプランと支払い方法です。免税事業者ならスターターの年払い、課税事業者ならスタンダードの年払いが基本形になります。

自分に合うプランを無料で相談する →

スターターかスタンダードか迷っている段階でも相談できます

freee会計を使いこなすための3つのポイント

「とりあえず試してみたがうまく活用できていない」というケースの多くは、初期設定や運用ルールの段階で躓いているケースです。以下の3点を押さえることで、freee会計のメリットを最大限に引き出しやすくなります。

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ポイント1. 銀行口座・カードは「全て」連携してから運用を始める

事業で使っている銀行口座やクレジットカードのうち、一部だけ連携した状態で使い始めると、連携していない口座の取引が自動取り込みされずに手入力の手間が残ります。事業用として使っている全ての口座・カードを最初に連携してから運用を始めることで、自動仕訳の恩恵を最大限に受けられます。

また、プライベートと事業の口座・カードを混在して使っている場合は、freeeを機会に「事業用口座・カード」と「プライベート用口座・カード」を分離することを検討してください。経理処理が大幅にシンプルになります。

ポイント2. 「推測仕訳」を確定させる習慣を月次で作る

freeeは自動連携した取引に対して仕訳の「候補(推測仕訳)」を生成しますが、これは自動で確定されるわけではありません。推測仕訳を放置したまま月が変わると、未処理の取引が積み重なり、後でまとめて確認・修正する作業が発生します。

月に1〜2回、freeeにログインして「未処理の取引」を確認・確定させる習慣を作ることで、月末の経理作業を最小限に抑えられます。推測仕訳の精度は使い込むほど上がるとされているため、最初の数ヶ月は修正が多くても継続することが重要です。

ポイント3. freeeのヘルプセンターとコミュニティを活用する

前述の通り、確定申告シーズン(2〜3月)のサポートは混雑する傾向があります。繁忙期を前にして、freeeが提供する公式ヘルプセンター・YouTube解説動画・ユーザーコミュニティを一通り確認しておくことを推奨します。多くの疑問は公式ヘルプで解決できるケースが多く、サポートへの問い合わせを減らすことができます。

また、freeeは定期的にオンラインセミナー・確定申告ウェビナーを開催しています。経理初心者の方は、初年度の確定申告前にセミナーへの参加を検討してください。

freee会計の利用を始める前に確認すべきチェックリスト

確認項目確認方法
利用している銀行口座がfreeeの連携対象かfreee公式「連携サービス一覧」で検索
顧問税理士がfreeeに対応しているか税理士に事前確認
事業用とプライベート用の口座・カードを分けているか自己確認。未分離なら開始前に分離推奨
インボイス登録事業者かどうか(適格請求書発行事業者の登録状況)インボイス登録番号の確認
前年度・前期の仕訳データをどう扱うか決めているか期首残高のみ入力する方針で概ね問題なし

freee会計の評判|よくある質問(FAQ)

freee会計は無料で使えますか?
無料お試し期間が用意されており、その範囲では費用がかかりません。ただし、継続して利用するには有料プランの契約が必要です。会計ソフトを完全無料で長期利用したい場合は、初年度無償キャンペーンを実施している他社を検討する選択肢もあります。
スターターとスタンダードのどちらを選ぶべきですか?
判断基準は1つだけです。消費税の申告が必要かどうかで決めてください。インボイス発行事業者として登録している、または基準期間の課税売上高が1,000万円を超えている場合はスタンダード以上が必要です。免税事業者のままならスターターで足ります。青色申告特別控除65万円はスターターでも問題なく適用できます。
簿記の知識がまったくなくても使えますか?
仕訳を自力で書けなくても入力を進められます。ただし、経費として計上してよいかの判断、家事按分の割合、減価償却の要否といった税務上の判断は自動化されません。「簿記の作業は肩代わりされるが、税務の判断は自分で行う」と理解しておくと、期待値のズレが起きません。
freee会計とマネーフォワード、結局どちらが良いですか?
簿記の知識がゼロなら freee、ある程度の知識があってコストを抑えたいならマネーフォワードが向きます。価格面では、消費税申告に対応する最安プランで比較するとfreeeスタンダードが23,760円、マネーフォワードのパーソナルが15,360円(いずれも税抜・年払い)で、年8,400円の差があります。どちらも無料お試しがあるため、実際に両方触ってから決めるのが確実です。
月払いと年払いはどちらが得ですか?
1年以上使う予定があるなら年払いです。スタンダードの場合、月払いを12か月続けると35,760円ですが、年払いなら23,760円で、差額は12,000円(いずれも税抜)。5か月分に相当する金額です。まず試したい段階では月払いから入り、継続を決めた時点で年払いへ切り替えるのが無駄のない進め方になります。
他社の会計ソフトから乗り換えられますか?
可能です。ただし完全自動ではありません。期首残高の登録、勘定科目の対応づけ、固定資産台帳の再登録は手作業が残ります。特に固定資産は、取得日・耐用年数・償却累計額を1件ずつ入力する必要があります。移行するなら期首(個人事業主なら1月)に合わせるのが最も負担が軽くなります。
確定申告書はfreeeから直接提出できますか?
できます。e-Tax送信に対応しており、マイナンバーカードとスマートフォン、またはICカードリーダーがあれば画面内で提出まで完了します。青色申告特別控除65万円の要件である「e-Taxによる申告」もこの機能で満たせます。税務署へ出向く必要はありません。
freee請求書も契約しないと使えませんか?
freee請求書には無料で使える範囲があるため、まず会計だけを契約し、請求書は無料の範囲で試すという進め方ができます。発行件数が増えて機能が足りなくなった段階で有料プランを検討すれば十分です。最初からすべてそろえる必要はありません。
法人でも使えますか?個人向けとの違いは何ですか?
法人向けプランが別途用意されています。ひとり法人・スターター・スタンダード・アドバンス・エンタープライズの構成で、年払いの月額換算は順に2,980円・5,480円・8,980円・39,780円(税抜)です。個人向けと大きく違うのは、基本料金以外にメンバー追加料金や経費精算の従量課金が発生する点です。予算を組むときは、この上乗せ分も計算に入れてください。
IT導入補助金(デジタル化・AI導入補助金)は本当に使えますか?
要件を満たす中小企業・小規模事業者であれば対象になり得ます。ただし、申請すれば必ず採択されるわけではなく、審査があります。また、補助率・上限額・対象経費は年度と申請枠ごとに変わり、原則として後払い(精算払い)です。自分のケースで使えるかどうかは、IT導入支援事業者に直接確認するのが最も早く確実です。
途中でプランを変更できますか?
上位プランへの変更は可能です。実務でよくあるのは、免税事業者としてスターターで始めた人がインボイス登録をして課税事業者になり、スタンダードへ上げるケースです。ただし、年払いの途中で変更した場合の差額精算の扱いは契約条件によります。契約前に利用規約と料金ページで確認してください。
解約したらデータはどうなりますか?
解約後の閲覧可否やデータ保持期間はサービスの規約で定められています。会計帳簿は法令上の保存義務があるため、解約前に決算書・総勘定元帳・仕訳帳をPDFまたはCSVで書き出しておくことを強くおすすめします。解約手続きを進める前に、この書き出し作業を必ず済ませてください。
電話でサポートを受けたい場合はどうすればいいですか?
個人向けでは、電話サポートが付くのはプレミアム(年額39,800円・税抜)のみです。スターターとスタンダードはメール・チャット対応となります。電話サポートを重視するなら、やよいの青色申告オンラインのベーシックプラン(22,800円・初年度0円)という選択肢も比較対象に入れる価値があります。
記帳が苦手で、そもそも自分で続けられるか不安です
ソフトの選定より先に、口座とカードの分離を済ませてください。プライベートと事業の支出が混在していると、どのソフトを使っても手作業が残ります。逆に、事業用口座を分けたうえで連携を設定すれば、日々の作業は「取り込まれた明細を確認する」だけになります。続けられるかどうかは、この準備で決まります。

freee会計の評判|まとめ|freee会計を選ぶべきかの最終判断

freee会計の評判を、料金・機能・口コミ・デメリットの4方向から検証してきました。最後に、今日決めるべきことを1つに絞ります。

この記事の結論

  • freee会計は「簿記を勉強する時間をお金で買うソフト」であり、評判が割れているのは利用者の前提が違うから
  • 個人事業主の年額は税抜11,760円/23,760円/39,800円。消費税申告にはスタンダード以上が必要
  • 課税事業者の3年総額はfreee 71,280円・マネーフォワード 46,080円・弥生 23,600円。freeeが最も高い
  • それでもfreeeを選ぶ理由は、簿記知識ゼロから決算まで完走できる設計と、請求書・人事労務との連携にある
  • デメリット7つのうち3つは料金に関するもの。裏を返せば、コストを下げられれば不満の大半は消える
  • 月払いは年払いより年12,000円高くなる。1年以上使うなら年払い一択
  • 要件を満たす事業者なら、デジタル化・AI導入補助金で導入費用を下げられる可能性がある

今日やるべきことは、たった1つ

あれこれ比較を続けても、実際に触るまで自分に合うかは分かりません。そのため、次のどちらか一方だけを今日中に実行してください。

費用を最優先するなら、やよいの青色申告オンラインの初年度無償キャンペーンを確認する。3年総額で47,680円の差は、小規模事業者にとって無視できる金額ではありません。

簿記の知識がなく、確実に申告まで終わらせたいなら、freee会計の無料お試しに登録して実際の画面を触る。そのうえで年額の負担が気になるなら、補助金の対象になるかを相談窓口で確認する。この2ステップで、迷っている時間そのものが終わります。

会計ソフトは、一度決めれば数年は使い続けるものです。だからこそ、比較に時間をかけすぎるより、早く決めて記帳を始めたほうが結果的に得をします。確定申告の締切は動きません。

他社も含めて改めて比較したい場合は、確定申告ソフトおすすめ【2026年版】とマネーフォワード クラウドの評判【2026年最新】もご覧ください。

【本記事の情報について】記載の料金・仕様は2026年9月時点で各社公式サイトに掲載されていた内容にもとづきます。freee会計の価格はfreee公式サイトおよび公表情報、マネーフォワード クラウド確定申告の価格は同社公式料金ページ、やよいの青色申告 オンラインの価格は弥生公式料金ページを参照しました。料金・キャンペーン条件・補助金の要件は変更される場合があるため、契約前に必ず各公式サイトの最新情報をご確認ください。本記事は税務相談を目的としたものではありません。個別の税務判断については税務署または税理士にご相談ください。

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コメント

“freee会計の評判は本当?料金・デメリットを2026年最新で検証” への22件のフィードバック

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  14. […] また、会計・税務管理についてはfreee会計の評判・口コミ記事も合わせてご確認いただくと、ビジネス全体の効率化に役立ちます。いずれにせよ、独自ドメインの取得・SSL化・高速なページ表示速度はSEOの基礎として必ず対応しておきましょう。 […]

  15. […] なぜなら、経営者がコア業務に集中できる時間が増えることで、事業成長に直結する活動に多くのエネルギーを注げるようになるからです。さらに、freee会計との連携もスムーズで、freee会計の評判・デメリットを解説した記事も参考に、ツール選定から効率化の全体設計を行ったことが成功の鍵だったとA社長は話しています。 […]

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