ホームページ 作成ツール 比較【2026年版】

本記事はアフィリエイト広告を含みます

ホームページ 作成ツール 比較|個人事業主・中小企業向けの選び方

この記事でわかること

  • ホームページ 作成ツール 比較の結論|「ノーコード・WordPress・外注」の3択に整理する方法
  • 集客したいのか、名刺代わりが欲しいのか、ECをやりたいのかで変わる最適解
  • 初期費用と3年間の運用コストを、公式公表値だけで組み立てた費用構造
  • WordPressでサイトを公開するまでの5ステップ(サーバー契約からSSL設定まで)
  • 作成ツールのデメリット4点と、自作が向いていない人・外注すべき人の線引き
  • サイト制作費・サーバー代・ドメイン代を経費として処理するときの考え方

先に結論から書きます。ホームページ作成ツールの比較で迷ったら、まず個々のツール名を並べるのをやめて、「ノーコードツールで作る」「WordPress+レンタルサーバーで作る」「制作会社に外注する」の3つの道のどれを歩くかを決めてください。名刺代わりの数ページで足りるならノーコード、検索から継続的に集客したいならWordPress、社内に担当者を置けないなら外注。この順で絞れば、候補は数十個から2〜3個まで一気に減ります。

ツール比較記事を何本読んでも決まらないのは、ツールが悪いからではありません。「何のためのサイトか」を決める前に、機能表を眺めているからです。そのため本記事では、機能の羅列ではなく、目的・予算・社内リソースという判断軸から逆算する順序で解説します。

こんな人におすすめの記事です
  • 開業したばかりで、とりあえず自社サイトが必要な個人事業主
  • 既存サイトが5年以上更新されておらず、作り直しを検討している中小企業の担当者
  • 見積もりを取ったら想定外の金額が出てきて、自作を検討し始めた店舗オーナー
  • 無料ツールで作ったサイトが検索に出てこず、原因を知りたい人
  • 制作費・サーバー代の経費処理までまとめて把握しておきたい人

結論|ホームページ 作成ツール 比較は「3つの道」から選ぶだけ

最初の3分で決めるべきは「道」であってツール名ではない

ホームページ作成ツールの比較記事は、たいてい10個前後のサービスを横並びにします。しかし実際の判断で効いてくるのは、個別ツールの機能差ではなく、もっと手前にある「どの作り方を選ぶか」という分岐です。ここを決めないまま機能表を見ると、どの列も魅力的に見えて決まりません。

作り方は大きく3つしかありません。ドラッグ&ドロップ型のノーコードツールを使う道、レンタルサーバーを借りてWordPressを入れる道、制作会社に丸ごと任せる道です。それぞれ、かかる費用も、必要な時間も、公開後の自由度もまったく違います。

この3つは優劣ではなく適材適所です。たとえば、予約を受け付ける数ページのサイトにWordPressを持ち出すのは過剰ですし、月10本の記事を出して検索流入を取りたいのにページ数制限のあるプランを選ぶのは構造的な失敗です。

目的から逆算した「最短ルート」の答え

迷う時間を減らすために、先に対応表を示します。以下は判断の起点であって、ここから外れた選択が間違いという意味ではありません。ただし、ここを出発点にすると検討時間は確実に短くなります。

  • 名刺代わりの3〜5ページで足りる/更新はほとんどしない → ノーコードツール
  • ブログ・コラムを継続して出し、検索から集客したい → WordPress+レンタルサーバー
  • 商品をネットで売りたい(在庫・決済・配送が絡む) → EC専用サービス(Shopify・BASEなど)
  • 社内に手を動かせる人が誰もいない/期日が決まっている → 制作会社に外注
  • 将来は自社で回したいが、今は知識がない → 学習しながら自作、または設計だけ外注

この記事で扱う情報の扱い方について

料金は変動します。そのため本記事では、2026年9月時点で各社の公式ページに掲載されていた金額のみを記載し、確認できなかったサービスについては金額を書かず「公式サイトで確認」と明記しました。キャンペーン価格や税込・税抜の表記も各社で異なるため、最終的な支払額は必ず申込画面で確認してください。

また、シェア率や導入社数といった数値は、出典を確認できないものは一切掲載していません。なぜなら、この種の数字は記事ごとに食い違っていることが多く、判断材料として使うと危険だからです。

ノーコード・WordPress・外注|3つの道を正面から比較する

ノーコードツールとは何か

ノーコードツールは、HTMLやCSSを書かずにブラウザ上の操作だけでサイトを作れるサービスの総称です。Wix・ペライチ・Jimdo・STUDIOなどが代表例で、テンプレートを選び、文字と画像を差し替えれば形になります。サーバーの契約もソフトのインストールも不要で、サービス側がまとめて面倒を見てくれます。

最大の利点は、公開までの時間が圧倒的に短いことです。慣れた人なら1日、初めてでも週末2日あれば、独自ドメインが付いた数ページのサイトは形になります。ただし、後述するとおり「移せない」という代償があります。

料金は月額または年額の定額制が基本です。しかも多くのサービスでは、独自ドメイン・広告非表示・ページ数・フォーム機能などがプランごとに段階的に開放される構造になっています。つまり、必要な機能が1つ増えるだけで上位プランに飛ぶことがあります。

WordPress+レンタルサーバーとは何か

WordPressは世界中で使われているオープンソースのCMS(コンテンツ管理システム)で、ソフト自体は無料です。ただし単体では動かないため、レンタルサーバーと独自ドメインを自分で用意する必要があります。この2つを契約して初めてサイトが公開できます。

手間は増えますが、得られるものも大きくなります。デザインテーマもプラグインも自由に選べ、記事数に上限はなく、データはすべて自分のサーバーの中にあります。そのため、将来サーバーを引っ越しても、コンテンツはまるごと持って行けます。

一方で、更新やバックアップの責任は自分側に来ます。とはいえ、最近の主要レンタルサーバーは自動バックアップ・無料SSL・WordPress簡単インストールを標準搭載しているため、以前ほどの技術的ハードルはありません。

制作会社への外注とは何か

外注は、要件定義からデザイン、実装、公開までを制作会社に任せる方法です。費用は要件次第で大きく振れますが、自社が使う時間はほぼゼロに近づきます。期日が動かせない案件や、ブランドの見え方が売上に直結する業種では、合理的な選択になります。

ただし、外注には見落とされがちな論点が2つあります。1つは公開後の更新をどうするかで、月額の保守契約が別途必要になるケースが一般的です。もう1つは、制作会社が独自のシステムで作った場合、他社に移せないことがある点です。

そのため見積もりを取る段階で、「更新は誰がどうやるのか」「解約時にデータは引き渡されるのか」の2点は必ず確認してください。ここを確認しないまま契約すると、数年後に作り直しを迫られます。

【比較表1】3つの道を7項目で比較する

項目ノーコードツールWordPress+サーバー制作会社に外注
公開までの時間最短1日〜1週間1〜3週間1〜3か月が目安
初期費用ほぼ0円サーバー初期費用+ドメイン代要見積もり(幅が大きい)
月々のコストプラン月額サーバー月額+ドメイン年額保守契約次第
必要なスキルブラウザ操作ができればOK管理画面の操作と用語の理解不要
ページ数の上限プランで制限されることがある実質無制限要件次第
他社への移行コンテンツを移せないことが多いデータごと移行できる契約内容による
向いている用途名刺代わり・LP・小規模店舗検索集客・情報発信・長期運用ブランドサイト・大規模案件
表の読み方

3列のうち赤字(弱点)が自分にとって致命的かどうかだけを見てください。たとえば「他社に移せない」は、5年後もそのツールを使い続けるつもりなら問題になりません。逆に「ページ数の上限」は、ブログを書く予定があるなら最初から避けるべき制約です。

ここまでで道が1つに絞れた方は、この先を読み飛ばしても構いません。WordPressで作ると決まった方は、サーバー選びが最初の関門になります。法人・事業用途であれば、初期費用や電話サポートの有無まで含めて比較できる法人向けプランを確認しておくと判断が早くなります。

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目的別|あなたのサイトは「名刺型」「集客型」「EC型」のどれか

名刺型|信用のためにあるサイト

名刺型は、会社名や店名で検索した人が「ちゃんと実在している」と確認するためのサイトです。掲載するのは、事業内容・所在地・連絡先・代表者名・営業時間あたりで、ページ数は3〜5枚で足ります。取引先の与信確認や、求人応募者の下調べで見られる場面が多くなります。

このタイプに高機能は要りません。むしろ電話番号と地図が最速で見つかることのほうが重要です。そのため、ノーコードツールの下位プランで十分に成立します。

ただし、無料プランだけは避けてください。理由は後述しますが、独自ドメインが使えず広告が表示される状態は、信用のために作ったサイトの目的を真っ向から否定します。

集客型|検索から新規客を連れてくるサイト

集客型は、悩みや地域名で検索している人に見つけてもらうためのサイトです。「◯◯市 税理士 相続」のように、まだ自社を知らない人が入力する言葉で上位に出ることを狙います。そのためには、記事やコラムを継続的に増やしていく必要があります。

ここで効いてくるのが、ページ数の上限と記事作成のしやすさです。ノーコードツールの中にはページ数に上限を設けているプランがあり、記事を50本、100本と積むと構造的に破綻します。一方でWordPressは記事数に上限がなく、カテゴリやタグでの整理も標準機能です。

なお、検索上位を保証できる作り方は存在しません。ツールの選択はあくまで土台の話で、最終的に順位を決めるのは中身です。しかし土台を間違えると、良い中身を作っても載せる場所がなくなります。

EC型|商品をネットで売るサイト

EC型は、決済・在庫・配送・返品という業務システムを伴います。見た目を作るだけでは終わらないため、汎用のホームページ作成ツールではなくEC専用サービスを選ぶのが原則です。ShopifyやBASEなどが該当します。

WordPressにもEC用のプラグインは存在します。ただし、決済・特定商取引法の表記・配送設定・在庫連携まで自分で構築することになり、運用負荷は決して低くありません。そのため、売上が立つ前の段階でここに時間を使うのは得策とは言いにくいところです。

逆に、すでにEC専用サービスで販売していて「集客用のメディアが欲しい」という段階であれば、ECはそのまま、コンテンツだけWordPressで別に持つ構成が現実的です。2つを無理に1つへまとめる必要はありません。

【比較表2】目的別の適合表

サイトの目的推奨する作り方ページ数の目安避けたい選択
名刺代わり・会社案内ノーコードの有料下位プラン3〜5ページ無料プラン(広告・独自ドメイン不可)
店舗の集客(地域検索)ノーコード+Googleビジネスプロフィール5〜10ページSNSだけで完結させる
記事で検索集客WordPress+レンタルサーバー30ページ以上ページ数上限のあるプラン
キャンペーンLP単発ノーコード(LP特化型)1ページWordPressをゼロから構築
ネット販売EC専用サービス商品数次第汎用ツールに決済を無理やり追加
採用・求人ノーコードまたはWordPress5〜15ページ更新できない外注の作りきり
ブランドサイト制作会社に外注要件次第テンプレートそのまま流用
よくある失敗

「とりあえず作っておく」と決めたサイトほど、目的が定義されないまま公開され、半年後に誰も見なくなります。最初に1行でいいので「このサイトは誰に何をしてもらうためのものか」を書き出してください。この1行があるだけで、必要なページも必要なプランも自動的に決まります。

費用の全体像|初期費用と3年間の運用コストを分解する

ホームページ 作成ツール 比較|レンタルサーバーの料金と初期費用を確認する

ノーコードは「月額だけ」に見えて積み上がる

ノーコードツールの費用は、月額(または年額)のプラン料金がほぼすべてです。初期費用がかからないサービスが多く、始めるときの心理的ハードルは最も低くなります。しかし、月額は止めない限り永久に発生します。

公式に金額が公表されている例として、ペライチの料金ページ(2026年9月時点)を挙げます。ライト月額1,480円(税込1,628円・3ページ)、レギュラー月額2,980円(税込3,278円・5ページ)、ビジネス月額3,980円(税込4,378円・20ページ)、プロフェッショナル月額6,980円(税込7,678円・20ページ)という構成で、独自ドメインは各プランで設定可能と記載されています(出典:ペライチ公式料金ページ)。

注目してほしいのは金額そのものより、ページ数がプランに紐づいているという構造です。つまり記事を増やしたくなった瞬間に、プランを上げるか、別の場所に記事を置くかの選択を迫られます。

WordPressは「サーバー代+ドメイン代」に分かれる

WordPress本体は無料ですが、動かす場所と住所は有料です。前者がレンタルサーバー、後者が独自ドメインにあたります。この2つを足したものが実質的なランニングコストになります。

ドメイン代の目安として、Xserverドメインの公式サイト(2026年9月時点)には、.comが通常価格1,721円・更新1,721円、.jpが通常価格1,298円・更新1,298円と記載されています。初めて利用する場合は取得0円からのキャンペーン表記もあります(出典:Xserverドメイン公式サイト)。

ただし、レンタルサーバー側に「独自ドメイン無料」の特典が付いている場合、ドメイン代は実質かかりません。そのため、サーバーとドメインは別々に比較せず、セットで考えるほうが正確です。

エックスサーバーとエックスサーバービジネスの料金(2026年9月時点)

個人向けのエックスサーバーは、公式料金ページに以下が記載されています。スタンダードが36か月契約で月額990円、24か月で1,045円、12か月で1,100円。プレミアムが36か月で月額1,980円、ビジネスプランが36か月で月額3,960円。初期費用は全プラン0円、無料お試しは10日間、独自ドメインは全プランで最大2つまで永久無料と記載されています(出典:エックスサーバー公式料金ページ)。

一方、法人・事業用途向けのエックスサーバービジネスは別サービスで、料金体系も異なります。公式料金ページ(2026年9月時点)には、スタンダードが36か月契約で月額3,762円・12か月で4,180円・ディスク700GB(NVMe)、プレミアムが36か月で月額7,524円・800GB、エンタープライズが36か月で月額11,286円・900GBと記載されています。初期費用は共有サーバー3プランとも16,500円、無料お試しは14日間、独自ドメインは2つ無料です。電話サポートについては、エンタープライズに「あり(ビデオ通話も可)」と記載されています(出典:エックスサーバービジネス公式料金ページ)。

個人向けと法人向けをどう使い分けるか

月額だけを見れば個人向けのほうが安く、機能的にもWordPressは問題なく動きます。しかし法人向けを選ぶ理由は速度ではなく、サポート体制と事業継続性にあります。サイトが止まったときに電話で相談できる先があるかどうかは、問い合わせフォームが売上の入口になっている事業では無視できません。予算が限られる立ち上げ期は個人向けで始め、問い合わせが売上の柱になった段階で法人向けへ移すという判断も成立します。

【比較表3】3年間の総コスト構造を並べる

以下は、上記の公表値をもとに3年(36か月)で単純計算した目安です。キャンペーン価格・税区分・オプションは含めていないため、実額とは差が出ます。比較の「構造」を見るための表として使ってください。

作り方初期費用月々の目安36か月の目安備考
ノーコード(下位プラン例:ペライチ ライト)0円1,628円(税込)約58,608円3ページ上限
ノーコード(中位プラン例:ペライチ ビジネス)0円4,378円(税込)約157,608円20ページ上限
WordPress+エックスサーバー スタンダード0円990円(36か月契約時)約35,640円独自ドメイン無料・ページ数無制限
WordPress+エックスサーバービジネス スタンダード16,500円3,762円(36か月契約時)約151,932円初期費用込み・独自ドメイン2つ無料
制作会社に外注要見積もり保守契約次第―更新権限の有無を要確認

この表から読み取れることは単純です。ページ数を増やす予定があるなら、WordPressのほうが3年スパンで安くなりやすいということ。そして、ノーコードの「安さ」は下位プランに収まる範囲でのみ成立するということです。

逆に、3ページで足りることが確定していて、今後も増やす予定がないなら、ノーコードの月額を払い続けるほうが手間の総量は少なくなります。判断を分けるのは金額ではなく、ページが増えるかどうかです。

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主要ノーコードツールの立ち位置を比較する

ペライチ|国産・1ページ完結型からスタートできる

ペライチは日本発のサービスで、名前のとおり1ページ完結のLP制作から広まりました。現在は複数ページのサイトにも対応しており、料金ページにはライトからプロフェッショナルまで4段階のプランが掲載されています。管理画面もヘルプも日本語で、電話やメールの問い合わせ先が国内にある点は、初めて作る事業者にとって安心材料になります。

前述のとおり、プランごとにページ数の上限があります。そのため、最初にライトで始めて、ページが足りなくなったら上げるという運用になりがちです。ここは事前に自分の必要ページ数を数えておくと無駄がありません。

Wixとジンドゥー|海外発の2大サービスをどう見るか

Wixはイスラエル発のウェブサイトビルダーで、日本語にも対応しています。テンプレートから選んで要素を自由に配置できるエディタが特徴で、デザインの自由度は高い部類です。ブログ機能や予約機能など、追加アプリで拡張していく設計になっています。料金については、本記事の執筆時点で公式の日本向け料金ページから金額を取得できなかったため、あえて金額を記載していません。プラン構成は地域によって異なる旨が公式ヘルプに記載されているため、実際の月額はWix公式サイトのアカウント画面で確認してください。

Jimdo(ジンドゥー)はドイツ発のサービスで、日本語版も長く提供されています。公式サイトには「無料から始められます」と明記されており、AIビルダーとクリエイターという2系統が用意されています。支払いはAIビルダーが1か月・1年・2年、クリエイターが1年・2年から選択できると記載されています。独自ドメインについては、有料プランであればドメイン移管または外部ドメインの接続が可能と公式サイトに記載があります(出典:ジンドゥー公式サイト)。ただし具体的な月額は料金ページ側にあり、本記事執筆時点では取得できなかったため金額の記載は控えます。

海外発サービスを選ぶ際に見ておきたいのは、機能よりもサポートの言語と時間帯です。管理画面が日本語でも、込み入った問い合わせで英語のヘルプに飛ばされることがあります。そのため、自力で調べながら進められるかどうかを、契約前に一度シミュレーションしておくと安全です。

STUDIO|デザインの再現性を重視する国産ツール

STUDIOは日本発のノーコードツールで、デザインツールに近い操作感が特徴です。余白や配置を細かく指定できるため、デザイナーが意図した見た目をそのまま公開しやすい設計になっています。制作会社やフリーランスのデザイナーが実務で使う例も見られます。

その反面、自由度が高いぶん、デザインの知識がまったくない状態では持て余す可能性があります。料金はSTUDIO公式サイトで確認してください(本記事では公式ページから金額を取得できなかったため記載していません)。

【比較表4】ノーコード4ツールの立ち位置

ツール提供元得意な用途料金の確認先本記事で金額を記載したか
ペライチ日本LP・小規模サイト公式料金ページ記載あり(公式公表値)
Wix海外(イスラエル)テンプレート活用の汎用サイト公式サイトのアカウント画面未取得のため記載なし
Jimdo海外(ドイツ)無料から試したい人公式プランページ未取得のため記載なし
STUDIO日本デザイン重視のサイト公式サイト未取得のため記載なし
料金を書いていない理由

ノーコードツールの料金は改定とキャンペーンが頻繁で、比較記事に載っている金額が古いまま放置されているケースが少なくありません。誤った金額で判断されるより、確認先を示すほうが実害が小さいと考え、公式ページから取得できなかったサービスについては金額を書いていません。申込前に必ず公式サイトの料金表をご自身で確認してください。

WordPressでサイトを公開するまでの5ステップ

用意するものは2つだけ

WordPressでサイトを作ると聞くと構えてしまいますが、事前に用意するのはレンタルサーバーの契約と独自ドメインの2つだけです。それ以外はすべてブラウザ上の操作で完結します。クレジットカードと、連絡が取れるメールアドレスがあれば始められます。

所要時間の目安は、契約からトップページの公開まで実作業で2〜3時間程度です。ただしドメインの反映(DNSの浸透)に時間がかかることがあるため、当日中にすべて終わらない可能性は見込んでおいてください。

公開までの5ステップ

レンタルサーバーを契約する

プランを選び、申し込みます。多くのサーバーには無料お試し期間があり、エックスサーバーは10日間、エックスサーバービジネスは14日間と公式に記載されています。事業用サイトなら、サポート体制と契約期間の縛りを申込前に確認してください。

独自ドメインを取得する

会社名やサービス名をローマ字にしたものが基本です。.comか.jpが無難で、ハイフンや数字を多用すると口頭で伝えづらくなります。サーバー側に独自ドメイン無料特典が付いている場合は、その枠内で取得すると費用がかかりません。

ドメインをサーバーに紐づけ、WordPressをインストールする

サーバーの管理画面でドメインを追加し、「WordPress簡単インストール」に相当する機能を使います。ここでサイト名・管理者ユーザー名・パスワードを設定します。ユーザー名をadminのままにしないでください。

SSLを有効にして常時httpsにする

主要サーバーは無料の独自SSLを標準提供しています。有効化したうえで、WordPressの設定画面でサイトURLをhttpsに変更し、http→httpsへのリダイレクトを設定します。この工程を飛ばすと、ブラウザに「保護されていない通信」と表示されます。

初期設定を整えて公開する

パーマリンク(URLの形式)を決め、テーマを選び、会社概要・お問い合わせ・プライバシーポリシーの3ページを先に作ります。そのうえで検索エンジンへの表示を許可し、Google Search Consoleにサイトを登録します。

つまずきやすいポイント3つ

1つめはパーマリンクです。公開後に変更すると既存のURLがすべて変わり、それまでに集めた評価やリンクが切れます。そのため、記事を書き始める前に決め切ってください。

2つめはプラグインの入れすぎです。便利そうなものを次々に追加すると、表示速度が落ちたり、更新時に競合して画面が真っ白になったりします。まずはセキュリティ・バックアップ・SEOの3系統に絞るのが安全です。

3つめはバックアップです。自動バックアップがあるサーバーでも、復元の手順を一度も試したことがなければ、いざというときに使えません。落ち着いているうちに、テスト環境で復元を1回やっておいてください。

【比較表5】制作方法別の必要スキルと所要時間

ここまでの内容を、作業する側の負担という観点で整理し直します。所要時間はあくまで目安であり、掲載する情報が手元に揃っているかどうかで大きく変わります。写真や原稿を一から用意する場合は、以下の1.5〜2倍を見込んでください。

作り方必要なスキル実作業の目安公開後の更新止まりやすい工程
ノーコード(テンプレートそのまま)ブラウザ操作のみ3〜8時間管理画面から直接編集原稿と写真の準備
ノーコード(デザイン調整あり)配色・余白の感覚10〜25時間管理画面から直接編集スマホ表示の崩れ直し
WordPress(既製テーマ利用)管理画面の用語理解10〜30時間投稿画面から追加DNS設定とSSLの切り替え
WordPress(テーマを細かく調整)HTML・CSSの基礎40時間以上更新時の表示崩れに注意プラグインの競合
制作会社に外注要件を言語化する力打ち合わせ数回契約内容による原稿・素材の提出遅れ

この表で見てほしいのは「止まりやすい工程」の列です。外注であっても、原稿と写真を出すのは発注側の仕事であり、ここが遅れれば公開日はそのまま後ろにずれます。つまり、どの道を選んでも、中身を用意する作業からは逃げられません。

まずは無料お試しでWordPressのインストールまで試してみる

ホームページ作成ツールのデメリット・注意点

デメリット1|無料プランは独自ドメインが使えず信頼性で不利になる

無料プランの最大の問題は、金額ではなくドメインと広告です。多くのサービスで、無料プランのURLは「サービス名.com/あなたの店名」のような形になり、サービス提供元の広告が表示されます。

何が困るかというと、取引先や求人応募者がそのURLを見たときに「まだ準備中の会社だろうか」という印象を持つ点です。しかも、名刺やチラシに印刷するURLとしても長く、口頭で伝えるのも難しくなります。

検索面でも不利が生じます。独自ドメインでないサイトは、同じドメイン内に無数の他人のサイトが同居している状態であり、自社名義の資産として評価を積み上げることができません。そのため、信用のために作ったサイトが信用を削るという逆転が起きます。

デメリット2|ツールを乗り換えるときにコンテンツを持ち出せない

ノーコードツールで作ったページは、そのサービス独自の形式で保存されています。つまり、別のサービスへ移そうとしても、デザインはもちろん本文もそのままでは移せません。手作業でコピーして貼り直すことになります。

ページが3枚なら1日で終わります。しかし50枚あれば数週間の作業になり、その間サイトは中途半端な状態で公開され続けます。さらに、URLが変わるため検索順位も一度リセットされます。

この問題は、始めた瞬間には一切痛みが出ないのが厄介なところです。3年後に「もっと自由に作りたい」と思ったときに初めて請求書が届きます。長期運用を想定するなら、WordPressのようにデータを丸ごとエクスポートできる方式を最初から選ぶほうが安全です。

デメリット3|公開後の更新が止まり「放置サイト」になる

自作の最大のリスクは、作れないことではなく、続かないことです。公開直後は熱心に更新していても、本業が忙しくなれば優先度は下がります。半年後には「営業時間が古いまま」「終了したキャンペーンが載ったまま」という状態になりがちです。

放置されたサイトは、ないほうがましな場合すらあります。なぜなら、来訪者は最終更新日や古い情報を見て「この会社は今も営業しているのか」と不安になるからです。

対策は精神論ではなく仕組みです。たとえば月1回、営業時間・料金・写真の3点だけを確認する日をカレンダーに固定する。あるいは記事の更新を外部に任せ、自分は確認だけにする。更新作業を属人化させないことが唯一の解決策です。

デメリット4|必要な機能がプランに紐づき、月額が想定より上がる

ノーコードツールでは、フォーム・予約・アクセス解析・広告非表示といった機能が上位プランに割り当てられていることがあります。使い始めてから「この機能は上位プランです」と表示され、結果的に当初の想定より月額が上がるケースは珍しくありません。

そのため、契約前に「絶対に必要な機能」を箇条書きにしてから料金表を見る手順をおすすめします。順序を逆にすると、安いプランを基準に予算を立ててしまい、後で上振れします。

デメリットを踏まえた現実的な結論

4つのうち、後戻りが効かないのは「乗り換えできない」だけです。無料プランの問題は有料化で解決し、月額の上振れは事前に機能を洗い出せば防げます。放置対策は運用ルールで対処できます。だからこそ、将来ページを増やす可能性が少しでもあるなら、最初からWordPressを選ぶという判断が、長期的には最も損失が小さくなります。

自作が向いていない人・外注すべき人

外注すべき人の条件

自作を勧める記事ばかりですが、外注が正解の人は確実に存在します。以下に1つでも当てはまる場合は、自作にこだわらず見積もりを取ってください。

  • 公開期日が動かせない(展示会・新店舗オープン・助成金の申請期限などが決まっている)
  • サイトの見え方が受注単価に直結する業種(設計・建築・高単価サービス・BtoBの新規開拓)
  • 社内に手を動かせる人が1人もいない。かつ、担当を置く予定もない
  • 自分の時給が高い。制作に50時間かけるより、その時間を本業に充てたほうが利益が出る
  • 予約・会員・多言語など要件が複雑で、汎用ツールの標準機能では実現できない

特に4番目は軽視されがちです。時給5,000円の人が50時間かければ、機会費用は25万円です。つまり、見積もりが25万円なら金額面では互角であり、品質と時間の確実性を考えれば外注が有利になります。

自作でよい人の条件

反対に、以下に当てはまる人は自作で十分です。無理に外注する理由はありません。

  • ページ数が少なく、載せる情報が固まっている
  • 公開時期に余裕があり、少しずつ作っても困らない
  • 今後も自分で情報を更新し続けたい
  • 予算を抑えて、まず小さく始めて反応を見たい
  • パソコンの基本操作に抵抗がない

折衷案|設計だけ外注し、運用は自社で回す

全部を任せるか全部を自分でやるか、の二択である必要はありません。実務でよく機能するのは、初期構築とデザインだけ外注し、公開後の更新は自社で行うという分担です。

この形にする場合、契約時に3点を必ず取り決めてください。第1に、WordPressなど自社で更新できる仕組みで納品してもらうこと。第2に、管理画面のIDとパスワードを引き渡してもらうこと。第3に、簡単な操作マニュアルまたは引き継ぎのレクチャーを含めてもらうことです。

この3点が抜けると、更新のたびに制作会社へ依頼することになり、数年で保守費用が制作費を超えます。契約書に書かせるところまでやってください。

「自分で作れるようになる」という第3の選択肢

なぜ「学ぶ」が費用対効果で成立することがあるのか

ここまで、作る・任せるの2択で話を進めてきました。しかし事業を長く続けるなら、社内に作れる人を1人置くという選択肢が3つ目にあります。サイトだけでなく、LP・バナー・キャンペーンページを内製できるようになれば、毎回の外注費と待ち時間が消えます。

ただし、独学で到達できる人は限られます。理由は明確で、HTML・CSSまでは無料の情報で進めても、レスポンシブ対応・表示速度・アクセシビリティ・運用設計といった実務領域で手が止まるからです。ここを短縮する手段として、体系立てて教えるスクールという選択肢が出てきます。

Web制作スクールの1つに、インターネット・アカデミーがあります。公式サイトによれば1995年創業のWebデザイン・プログラミングスクールで、IBJグループに属し、グループ企業に制作会社ITRA、人材サービスWebstaff、研究開発のxLabがあると記載されています。

インターネット・アカデミーの位置づけ

公式サイトに記載されているコース例には、Webデザイナー入門コース、プログラマー入門コース、UI/UXデザイナーコース、AIデータ活用実践コース、データストラテジストコース、サイバーセキュリティマネージャーコースなどがあります。受講形式は「ライブ授業」「マンツーマン授業」「オンデマンド授業」の3スタイルを組み合わせられると記載され、教室とオンラインの両方に対応しています。

費用面では給付金制度に触れられており、公式サイトには具体例として「ビジネス改善実践コース:通常671,297円が給付金利用で134,260円」という記載と、対象コースで最大80%(最大64万円)が支給される旨の記載があります(出典:インターネット・アカデミー公式サイト)。ただし、給付金の対象可否や支給額は個人の受給要件によって変わります。そのため、金額は必ず公式および所管の窓口で確認してください。

インターネット・アカデミー(Web制作スクール)のコース・受講形式を公式サイトで確認する

スクールが向かない人もはっきりさせておく

正直に書きます。次に当てはまる人は、スクールに通うより外注したほうが合理的です。

  • 作りたいサイトが1本だけで、今後も追加予定がない
  • 学習に週10時間を確保できる見通しが立たない
  • 公開まで数か月待てない
  • デザインやコードそのものに興味が持てない

スクールの費用を回収できるのは、学んだスキルを繰り返し使う場合だけです。年に1回しか使わない技能に数十万円を投じるのは、金額の大小以前に使い道の設計が合っていません。一方で、自社の販促物を年に何度も作る事業であれば、内製化の投資回収は現実的な射程に入ります。

サイト制作費・サーバー代・ドメイン代は経費にできる

勘定科目の基本的な考え方

事業用のホームページにかかる費用は、原則として事業の経費になります。レンタルサーバー代やドメイン更新料は継続的に発生する費用のため、通信費や支払手数料、広告宣伝費などの科目で処理するのが一般的です。ノーコードツールの月額も同様の考え方になります。

科目はある程度事業者の判断に委ねられますが、一度決めた科目は毎期同じものを使い続けることが重要です。年度によって科目がばらつくと、推移の比較ができなくなり、税務調査で説明を求められたときにも困ります。

会計ソフトを使っていれば、同じ取引先からの引き落としに対して科目を自動で提案してくれます。ソフト選びで迷っている方は、freee・マネーフォワード・弥生の比較と、確定申告ソフトのおすすめ比較を先に読んでおくと判断が早くなります。

制作費が高額になる場合の論点

制作を外注し、金額が大きくなった場合は少し話が変わります。内容によっては一括で経費にできず、資産として計上して複数年で費用化する扱いになることがあるためです。判断はサイトの内容や機能の性質に左右されます。

たとえば、単なる情報掲載のサイトか、システムとして機能するサイトかで扱いが分かれます。そのため金額が大きい案件では、見積書の内訳を残したうえで、顧問税理士か税務署に確認してください。この記事で断定的な結論を書くことは避けます。

日々の帳簿づけの型を先に作っておくと、こうした判断が必要になったときにも慌てません。基本的な流れは個人事業主の帳簿の付け方にまとめています。

支払い方法を1本化しておくと記帳が楽になる

サーバー・ドメイン・ツールの月額は、それぞれ引き落とし日も明細の表記もバラバラです。個人用のカードと事業用の口座が混ざると、後から仕分ける作業が毎月発生します。

そこで、事業関連の支払いは1枚のカードに寄せてください。明細がそのまま経費一覧になり、会計ソフトとの連携で自動取り込みもできます。カード選びの観点はフリーランス向けクレジットカードの比較で整理しています。

青色申告と合わせて考えておきたいこと

サイト制作をきっかけに開業したばかりの方は、青色申告の届出期限にも注意してください。期限を過ぎると、その年は特別控除を受けられません。制度の概要と手続きは青色申告の完全ガイドで確認できます。

なお、会計ソフトの使用感は実際の評判を見てから決めるほうが失敗しません。freeeの導入を検討している方は、freee会計の評判も参考にしてください。

経費処理でやっておくと後が楽なこと

サーバーやドメインの請求書・領収書は、サービス側の管理画面からダウンロードできます。契約直後にダウンロードの場所を確認し、年1回まとめて取得する日を決めておいてください。更新時期を過ぎると取得できる期間が限られるサービスもあります。

公開後にやること|作って終わりにしないための運用

最低限やっておくべき初期設定

公開したら、まずGoogle Search ConsoleとGoogleアナリティクスを登録してください。前者は検索での見え方、後者は訪問者の動きを確認するための無料ツールです。登録しないまま数か月が過ぎると、改善のためのデータが一切残りません。

次に、各ページのタイトルと説明文を見直します。テンプレートのままだと「ホーム」のような無意味なタイトルが並び、検索結果でクリックされません。ページごとに、何が書いてあるかが一目でわかる文言に変えてください。

加えて、スマートフォンでの表示を実機で確認します。パソコンで整って見えても、スマホでは文字が小さすぎたり、電話番号がタップできなかったりします。実際の来訪はスマホからが多数を占めるため、ここは必ず自分の端末で確認してください。

店舗ならGoogleビジネスプロフィールを併用する

実店舗を持つ事業なら、サイトと同じくらいGoogleビジネスプロフィールが効きます。地図検索や「近くの◯◯」で表示される情報はここから供給されるためです。しかも無料で、写真と営業時間を入れるだけで見え方が変わります。

サイトとビジネスプロフィールは、役割が違います。前者は詳しく知りたい人向けの受け皿、後者は今すぐ行きたい人への案内板です。そのため、どちらか一方ではなく両方を揃えるのが基本形になります。

更新が続く仕組みをつくる

更新の継続は、意志ではなく仕組みで決まります。おすすめは、更新のハードルを極端に下げておくことです。たとえば「お知らせ」を1つ追加するだけの操作を、5分以内でできる状態にしておきます。

さらに、更新する内容を事前にリスト化しておくと迷いません。営業時間の変更、新メニュー、実績の追加、よくある質問の追記。ネタを探すところから始めると、たいてい着手前に止まります。

最後に、四半期に1回は全ページを読み返してください。古い価格や終了したサービスが残っていないかを確認するだけで、サイトの信頼性は維持できます。

ホームページ作成ツールに関するよくある質問

料金・プランに関する質問

無料でホームページを作れるツールはありますか?
あります。ジンドゥーのように公式サイトで「無料から始められます」と明記しているサービスも存在します。ただし無料プランでは独自ドメインが使えず、サービス提供元の広告が表示されるのが一般的です。事業用として使うなら、最低でも有料の下位プランを選んでください。
ホームページ作成ツールとWordPressはどちらが安いですか?
ページ数が少なければノーコードツールの下位プラン、ページを増やすならWordPressが安くなりやすい構造です。たとえばエックスサーバーのスタンダードは36か月契約で月額990円・初期費用0円と公式に記載されており、ページ数の上限はありません。一方でノーコードはページ数がプランに紐づくため、増えるほど月額が上がります。

作り方・移行に関する質問

プログラミングの知識がなくてもWordPressは使えますか?
使えます。主要なレンタルサーバーには「WordPress簡単インストール」に相当する機能があり、コードを書かずに導入できます。ただしノーコードツールと比べると、専門用語に触れる場面は増えます。用語を調べながら進める時間が取れないなら、ノーコードのほうが向いています。
独自ドメインは本当に必要ですか?
事業用なら必要です。取引先や応募者がURLを見たときの印象が変わりますし、名刺やチラシへの掲載もしやすくなります。費用面でも、Xserverドメインの公式サイトには.comが1,721円、.jpが1,298円(いずれも2026年9月時点の通常価格・更新価格も同額の記載)とあり、年間コストとしては大きくありません。レンタルサーバーの無料特典で賄える場合もあります。
ホームページ作成ツールで作ったサイトはSEOに弱いのですか?
ツールそのものが決定的に弱いわけではありません。ただし、独自ドメインが使えない無料プランや、ページ数に上限があるプランは、記事を積み上げる運用と相性が悪くなります。検索集客を主目的にするなら、構造的な制約のないWordPressのほうが安全です。なお、どのツールを使っても上位表示を保証することはできません。
作ったサイトを後から別のツールへ移せますか?
ノーコードツールからの移行は、基本的に手作業になります。本文をコピーして貼り直し、デザインは作り直しです。ページ数が多いほど負担が増えます。WordPressであればデータをエクスポートしてサーバーごと移せるため、移行前提ならこちらが有利です。

サーバー選び・外注費・経費に関する質問

法人向けのレンタルサーバーを選ぶ意味はありますか?
サポート体制が主な理由です。エックスサーバービジネスの公式料金ページには、エンタープライズプランに電話サポート(ビデオ通話も可)の記載があります。問い合わせフォームが売上の入口になっている事業では、障害時に相談できる窓口の有無が実務上の差になります。一方で、立ち上げ期に予算を抑えたいなら個人向けプランから始める判断も成立します。
エックスサーバービジネスの初期費用はいくらですか?
2026年9月時点の公式料金ページには、共有サーバーのスタンダード・プレミアム・エンタープライズの3プランとも初期費用16,500円と記載されています。月額はスタンダードが36か月契約で3,762円、12か月契約で4,180円です。無料お試しは14日間、独自ドメインは2つ無料との記載もあります。最新の金額は必ず公式サイトで確認してください。
ネットショップを作りたい場合もホームページ作成ツールでよいですか?
EC専用サービスを選ぶことをおすすめします。決済・在庫・配送・返品といった業務が伴うため、汎用ツールに後から機能を足す形は運用負荷が高くなりがちです。集客用のメディアが別途必要なら、ECはEC専用サービス、記事はWordPressという分離構成が現実的です。
制作会社に頼むといくらかかりますか?
要件によって大きく変わるため、相場を断定することはできません。確実なのは、複数社から相見積もりを取ることです。そのとき、公開後の更新を誰がどう行うか、解約時にデータが引き渡されるかの2点を必ず質問に含めてください。ここが曖昧な見積もりは、総額が安くても後から高くつきます。
サーバー代やドメイン代は経費になりますか?
事業用であれば原則として経費になります。継続的に発生する費用のため、通信費や広告宣伝費などの科目で処理するのが一般的です。ただし制作費が高額になる場合は資産計上の論点が出てくるため、内訳を残したうえで税理士か税務署に確認してください。日々の記帳の型は帳簿の付け方の記事にまとめています。

学び方・公開後の運用に関する質問

Web制作を自分で学ぶべきか、外注すべきか迷っています。
判断軸は「学んだスキルを繰り返し使うかどうか」です。年に何度もLPやバナーを作る事業なら内製化の価値があります。逆に、サイトを1本作って終わりなら外注が合理的です。学ぶ方向を選ぶ場合は、本記事の「自分で作れるようになるという第3の選択肢」でWeb制作スクールの位置づけを整理しているので、そちらを参照してください。
公開後、何から手をつければよいですか?
Google Search Consoleとアナリティクスの登録、各ページのタイトル・説明文の見直し、スマートフォン実機での表示確認。この3つを最初の1週間で終わらせてください。実店舗があるなら、Googleビジネスプロフィールの整備も同時に進めると効果が出やすくなります。
無料お試し期間中にどこまで確認できますか?
エックスサーバーは10日間、エックスサーバービジネスは14日間の無料お試しが公式に記載されています。この期間があれば、WordPressのインストール、テーマの適用、管理画面の操作感の確認までは十分に試せます。実際に触ってから契約するほうが、スペック表を眺めるより判断は確実です。

まとめ|今日決めるべきことは1つだけ

比較で疲れてしまう本当の理由

ホームページ作成ツールの比較で疲れてしまう最大の原因は、選択肢が多いことではなく、判断の順序が逆になっていることです。機能表から入るのをやめて、目的から入れば、候補は自然に絞れます。

実際、この記事で扱った4つの比較表はいずれも「どれが優れているか」を決める表ではありません。自分の条件に当てはまる行を1つ見つけるための表です。そのため、全部の列を読み込む必要はありませんでした。

今日決めるのは、たった1つの問い

今日決めるのは1つだけで構いません。「このサイトでページを増やしていくのか、増やさないのか」。増やさないならノーコード、増やすならWordPress。この一問で、進む道の8割は決まります。

残る2割は、社内に手を動かせる人がいるかどうかです。いなければ外注、いるなら自作。ここまで決まれば、あとは公式サイトで料金と申込条件を確認するだけになります。

迷いが残ったときの最終判断

それでも決め切れない場合は、取り返しがつくかどうかで選んでください。WordPressで始めて「重すぎた」と感じたら、ノーコードに作り直すのは比較的容易です。しかし逆方向、つまりノーコードで50ページ作ってからWordPressへ移すのは、手作業の山になります。

つまり、判断に迷う状態であれば、後戻りのコストが低い側を選ぶのが合理的です。これは慎重さではなく、単純な期待値の計算です。

この記事のまとめ

  • ホームページ作成ツールの比較は「ノーコード・WordPress・外注」の3択に整理すると早い
  • 名刺型はノーコード、集客型はWordPress、EC型はEC専用サービスが基本形
  • ノーコードはページ数がプランに紐づくため、記事を積むほど月額が上がる構造になりやすい
  • エックスサーバーはスタンダード36か月契約で月額990円・初期費用0円・10日間無料お試し(2026年9月時点の公式記載)
  • エックスサーバービジネスはスタンダード36か月契約で月額3,762円・初期費用16,500円・14日間無料お試し(同)
  • デメリットのうち後戻りが効かないのは「乗り換え時にコンテンツを持ち出せない」点
  • 期日が動かせない・見え方が受注単価に直結する・社内に担当を置けない場合は外注が正解
  • サーバー代とドメイン代は原則経費。制作費が高額な場合は資産計上の論点を税理士に確認する

サイトを作る道が決まったら、次は環境を用意する番です。WordPressで進めると決めた方は、無料お試し期間を使って実際に管理画面まで触ってみてください。スペック表を何時間眺めるより、10分の実機操作のほうが判断は確実です。

エックスサーバービジネスの料金・プランを公式サイトで確認する

本記事に記載した料金・プラン内容は、2026年9月時点で各社公式サイトに掲載されていた情報です。料金は改定される場合があるため、申込前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。また、税務上の取り扱いについては一般的な考え方を示したものであり、個別の判断は税理士または所轄の税務署にご相談ください。

コメント

“ホームページ 作成ツール 比較【2026年版】” への3件のフィードバック

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