格安SIM8社の料金を比較|審査なしのだれでもモバイルはどこに位置するか

格安SIM比較【2026年版おすすめ】

本記事はアフィリエイト広告を含みます。記載の料金・仕様は2026年9月時点で各社公式サイトを確認した内容です。申し込み前には必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

格安SIM比較【2026年版おすすめ】
だれでもモバイル 評判 料金・速度・口コミを解説するイメージ画像

格安SIMは選択肢が多すぎて、比べ始めた途端に手が止まります。ahamo、povo、LINEMO、IIJmio、mineo、楽天モバイル、UQモバイル、ワイモバイル——名前は聞いたことがあっても、8社の料金表を同じ条件で並べたことがある人はほとんどいません。比較サイトを何本読んでも「で、自分はどれなのか」が決まらないまま、毎月の請求だけが続いていきます。

先に結論をお伝えします。2026年9月時点の各社公式料金で、月30GB前後を通話定額つきで使う条件に揃えて計算すると、本記事で比較した8社のうち合計月額が最も低いのはmineo(30GB+10分かけ放題で2,728円)、次いでahamoとLINEMO(30GB・5分無料込みで2,970円)、IIJmio(35GB+10分かけ放題で3,100円)です。データ量を考えたくない人は楽天モバイルの無制限3,278円が単純で分かりやすい選択になります。いずれも税込・割引適用前の金額です。

ただし、この価格比較がまったく意味を持たない人たちがいます。そもそも審査に通らず、契約カウンターの手前で止められてしまう人です。その受け皿として実在するのが記事後半で詳しく扱う「だれでもモバイル」で、本記事はこの両方——「安く乗り換えたい人」と「そもそも契約できない人」——を1本でカバーします。

携帯ショップのカウンターで「今回はご契約いただけません」と言われた経験があると、次にどこへ申し込めばいいのか分からなくなります。家族名義で契約するしかないのか、そもそも自分名義のスマホはもう持てないのか——そう考えている人が最後にたどり着くのが「だれでもモバイル」です。

先に結論をお伝えします。だれでもモバイルは「信用情報の審査を行わない」と公式に明言している数少ない格安SIMで、他社の審査に通らなかった人が自分名義で契約するための選択肢としては有効です。一方で料金は一般的な格安SIMより明確に割高で、最低利用期間も設定されています。審査に問題がない人が節約目的で選ぶサービスではありません。

この記事でわかること

  • 主要格安SIM8社の月額料金・データ量・通話オプション・回線の一覧比較
  • 通話定額を足した「実質の合計月額」で並べ替えた実質料金ランキング
  • データ重視・通話重視・コスパ重視など、用途別のおすすめと選び方
  • 他社へ乗り換える(MNP)ときの手順と、事前に確認すべき落とし穴
  • 審査なしSIM「だれでもモバイル」の実態と、全料金プランの月額
  • 審査なしの正確な意味と、それでも必須になる本人確認
  • 契約前に必ず確認すべきデメリット5点と、向いていない人の線引き

格安SIM主要8社の料金を一覧で比較【2026年9月時点】

まず、主要8社の基本情報を1つの表にまとめます。以下はすべて税込表示で、家族割・光回線セット割などの各種割引を適用していない状態の金額です。2026年9月時点で各社の公式サイトに記載されていた内容のみを掲載しています。

8社の基本料金・データ量・通話オプション一覧

事業者回線代表プランとデータ量月額料金(税込)通話オプション(税込)
ahamoドコモahamo 30GB
ahamo大盛り 110GB
2,970円
4,950円
1回5分以内の国内通話が無料で標準付帯
無制限かけ放題は+1,100円
povo2.0au基本料0円+必要な分だけトッピング基本料0円
データ追加3GB(30日間)990円
データ追加30GB(30日間)2,780円
5分以内通話かけ放題 550円
通話かけ放題 1,650円
LINEMOソフトバンクベストプラン 〜3GB/〜10GB
ベストプランV 30GB
990円/2,090円
V:2,970円
通話準定額(5分)550円/通話定額 1,650円
ベストプランVは5分以内無料が標準付帯、通話定額は1,100円
IIJmioドコモ・au
(選択可)
ギガプラン 音声SIM
2/5/10/15/25/35/45/55GB
850円/950円/1,400円/1,600円/2,000円/2,400円/3,300円/3,900円通話定額5分+ 500円
通話定額10分+ 700円
かけ放題+ 1,400円
mineoドコモ・au・
ソフトバンク
(選択可)
マイピタ デュアルタイプ
3/7/15/30/50GB
1,298円/1,518円/1,958円/2,178円/2,948円10分かけ放題 550円
時間無制限かけ放題 1,210円
楽天モバイル楽天Rakuten最強プラン(使った分だけの段階制)〜3GB 1,078円
〜20GB 2,178円
20GB超 無制限 3,278円
Rakuten Linkアプリ利用で国内通話無料
(アプリ未使用時は30秒22円)
UQモバイルauコミコミプランバリュー 35GB3,828円1回10分以内の国内通話かけ放題が標準付帯
ワイモバイルソフトバンクシンプル3 S 5GB/M 30GB/L 35GB3,278円/4,378円/5,478円だれとでも定額+(10分)880円
スーパーだれとでも定額+(無制限)S・M 1,980円/L 1,100円
(参考)だれでもモバイルドコモ1/3/5/10/20GB1,990円/3,700円/4,500円/6,100円/8,700円10分かけ放題が標準付帯
完全かけ放題プランは別料金体系
この表を読むときの注意点

・すべて税込・割引適用前の金額です。家族割や光回線とのセット割を適用すると実際の請求額はこれより下がります
・通話条件が5分・10分・無制限とバラバラなため、料金だけを横並びにしても正しい比較にはなりません。条件を揃えた比較は次の章で行います
・povo2.0のトッピングは「30日間」単位で、暦月単位ではありません
・ワイモバイルのシンプル3 S/M/Lは2026年6月2日に月額基本使用料が改定されています。上表は改定後の金額です

回線別に見ると選択肢はこう整理できる

今使っている端末をそのまま使いたい場合、どの回線を使うサービスなのかは料金と同じくらい重要です。端末が対応していない回線を選ぶと、そもそもつながりません。8社を回線ごとに整理すると次のようになります。

回線該当する事業者考え方
ドコモ回線ahamo/IIJmio(ドコモ網)/mineo(Dプラン)/だれでもモバイルドコモ端末をそのまま使いたい人、ドコモのエリアで不便がなかった人向け
au回線povo2.0/UQモバイル/IIJmio(au網)/mineo(Aプラン)au・UQで不便がなかった人向け。povoとUQは同じau回線で料金設計だけが違う
ソフトバンク回線LINEMO/ワイモバイル/mineo(Sプラン)ソフトバンク端末を使い続けたい人向け
楽天回線楽天モバイル他の3回線とは別の設備。エリアは事前に公式のエリアマップで確認しておきたい

IIJmioとmineoは、申し込み時に回線そのものを選べます。mineoにいたってはドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選択できるため、手持ちの端末がどれであっても対応しやすいのが実務上の利点です。

通話定額を含めた「実質の合計月額」で比較する

速度と価格のバランスがいいWiMAX【BIGLOBE WiMAX】 月額料金で選ぶWiMAX比較【DTI WiMAX】

基本料金だけを並べた表は、実はあまり役に立ちません。なぜなら、ahamoやUQモバイルのように通話定額が最初から含まれている事業者と、IIJmioやmineoのように別料金で足す事業者が混在しているからです。前者の料金だけを見て「高い」と判断すると、判断を誤ります。

そこで条件を「月30GB前後・通話定額あり」に揃えて、当サイトで合計月額を計算し、安い順に並べ替えました。すべて税込・割引適用前です。

30GB前後・通話定額ありで揃えた合計月額

順事業者プランの組み合わせデータ量通話の条件合計月額(税込)
1mineoマイピタ30GB+10分かけ放題(550円)30GB10分2,728円
2ahamoahamo(5分無料が標準付帯)30GB5分2,970円
2LINEMOベストプランV(5分無料が標準付帯)30GB5分2,970円
4IIJmio35ギガプラン+通話定額10分+(700円)35GB10分3,100円
5楽天モバイルRakuten最強プラン(20GB超・無制限)無制限アプリ利用で国内通話無料3,278円
6povo2.0データ追加30GB(30日間)2,780円+5分以内通話かけ放題(550円)30GB5分3,330円
7UQモバイルコミコミプランバリュー(10分かけ放題が標準付帯)35GB10分3,828円
8ワイモバイルシンプル3 M+だれとでも定額+(880円)30GB10分5,258円
—(参考)だれでもモバイル20GBプラン(10分かけ放題が標準付帯)20GB10分8,700円

並べ替えて分かるのは、上位6社が2,728円〜3,330円という600円程度の幅に収まっているという事実です。つまり、この6社のどれを選んでも年間の差は最大で7,200円程度にとどまります。料金表を何時間も見比べて悩むほどの差は、実は上位陣の間には存在しません。

一方で、ワイモバイルのシンプル3 Mは5,258円で、最安のmineoとの差は月2,530円、年間では30,360円になります。ただしワイモバイルは家族割引サービスやおうち割 光セット(A)などの割引が用意されており、条件を満たせばこの差は縮まります。割引が効く環境にいるかどうかで評価が変わるタイプの事業者です。

この計算の前提

合計月額は、各社公式サイトに記載された基本料金と通話オプション料金を当サイトで単純に足し合わせたものです。各種割引・キャンペーン・事務手数料・端末代金は含めていません。また通話条件が5分と10分で揃っていないため、長電話が多い人は上位3社の評価が変わります。通話時間が読めない人は、時間無制限のかけ放題を足した金額(mineoなら+1,210円、IIJmioなら+1,400円、povo2.0なら+1,650円)で再計算してください。

用途別におすすめの格安SIMを選ぶ

合計月額で上位6社に大きな差がないとすれば、判断の軸は価格ではなくなります。では何で選ぶのか。答えは「自分の使い方のクセ」です。次の表から、自分に当てはまる行を1つだけ見つけてください。

使い方から逆算するおすすめ早見表

こんな使い方をしている人おすすめ理由月額の目安(税込)
データ量を気にせず使いたい楽天モバイル20GBを超えても無制限で、料金が3,278円で頭打ちになる。使いすぎの心配がなくなる3,278円
30GB前後をとにかく安く使いたいmineo/IIJmio通話定額を足しても3,000円前後に収まる。8社の中で最も総額が低い組み合わせ2,728円〜3,100円
月によって使う量が大きく変わるpovo2.0基本料0円で、必要な月だけデータを買い足せる。使わない月の固定費がかからない0円〜
通話が長い・回数が多いmineo/IIJmio/povo2.0時間無制限のかけ放題を1,210円・1,400円・1,650円で追加できる基本料+1,210円〜
プラン選びで悩みたくないahamo/LINEMOプランが1〜2種類しかなく、通話定額も最初から付いている。比較検討そのものが短く済む2,970円
手持ちの端末をそのまま使いたいmineo/IIJmiomineoはドコモ・au・ソフトバンクの3回線、IIJmioはドコモ・auから回線を選べる1,298円〜
家族でまとめて契約したい楽天モバイル/ワイモバイル楽天は最強家族割で〜3GB 968円・〜20GB 2,068円・無制限3,168円に下がる。ワイモバイルにも家族割引サービスがある968円〜
クレジットカードを持っていないUQモバイル/楽天モバイル口座振替に対応している。IIJmioはクレジットカードのみで申し込めない3,278円〜
他社の審査に落ちた/滞納履歴があるだれでもモバイル信用情報の照会を行わないと公式に明言している。料金は割高だが自分名義で契約できる1,990円〜

先に試す順番を間違えないこと

ここが本記事で最も伝えたい部分です。格安SIMを検討するとき、上から順に試していけば、多くの人は月2,728円〜3,278円の枠内に収まります。いきなり「審査なし」で検索してだれでもモバイルに申し込むと、払わなくてよかった差額を毎月払い続けることになります。

検討する順番(上から順に試す)
  • クレジットカードがあり、審査に不安もない → mineo・IIJmio・ahamo・LINEMOが総額で有利
  • クレジットカードがないが、審査に不安はない → UQモバイル・楽天モバイル(口座振替に対応)
  • 端末を分割で買おうとして断られた → まず「SIM単体・端末は自分で用意」で再申し込みしてみる
  • 上記すべてで契約できなかった → ここで初めて、だれでもモバイルが受け皿になる

楽天モバイルも候補に含めて比較したい方へ

上の表で「データ無制限・家族割・口座振替」の行に該当した方は、楽天モバイルの公式サイトで最新の料金とキャンペーンを確認できます(審査あり・クレジットカードまたは口座振替対応)。

楽天モバイル公式サイトで料金とキャンペーンを確認する

4段階目まで来て初めて、料金の高さを受け入れる意味が生まれます。逆にいえば、1〜3段階目を飛ばした人にとって、だれでもモバイルは単に高いだけのサービスです。この線引きははっきりさせておきます。

▶ 他社の審査に落ちた方へ/だれでもモバイル公式サイトで条件を確認する

なお、スマホ本体の通信費と合わせて固定費を見直したい方は、光回線を比較した記事もあわせてご覧ください。スマホと光回線をセットにすると割引が適用される事業者があり、単体で比べたときとは結論が変わることがあります。

だれでもモバイルの評判を先にまとめる

だれでもモバイルの評判を調べると「怪しい」という言葉が一緒に出てきます。しかし内容を確認すると、その多くは「審査なしで契約できるサービスなんて存在するのか」という疑念から来ているもので、実際に詐欺被害が多発しているという話ではありません。

運営しているのは、だれでもモバイル株式会社という実在の法人です。使っている回線もNTTドコモの設備で、公式サイトには「NTTドコモの5G、LTE(4G)及び3G網に対応」と明記されています。つまりサービスの実体そのものは怪しいものではありません。

ただし、評価は使う人の状況によって正反対になります。次の表に整理しました。

あなたの状況だれでもモバイルの評価
他社の審査に落ちた/過去に携帯料金の滞納がある有力な選択肢。自分名義での契約が可能
クレジットカードを持っていない口座振替・コンビニ払いに対応しており相性が良い
とにかく通信費を安くしたい不向き。他社のほうが明確に安い
大容量データを使いたい不向き。20GBで月8,700円は割高
短期間だけ使いたい不向き。最低利用期間が約2年ある
この記事の立場

だれでもモバイルは「安いから選ぶSIM」ではなく「他に選択肢がないときに選ぶSIM」です。この前提を外して料金だけで比較すると、必ず期待外れになります。逆に、審査で困っている人にとっては料金の高さを補って余りある価値があります。

▶ だれでもモバイル公式サイトで最新の料金・キャンペーンを確認する

だれでもモバイルとは?運営会社とドコモ回線

運営会社とサービスの位置づけ

だれでもモバイルは、だれでもモバイル株式会社が運営する格安SIM(MVNO)です。MVNOとは、自社で通信設備を持たず、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供する事業者を指します。だれでもモバイルの場合、借りているのはNTTドコモの回線です。

一般的なMVNOが「大手より安いこと」を売りにするのに対し、だれでもモバイルは「審査で断られない」ことを前面に出している点が最大の違いです。公式サイトにも「審査不要で携帯ブラックでも安心」「携帯ブラックリストの方でも契約可能」という表現が使われています。

ドコモ回線であることの意味

回線がドコモであることは、実用面で大きな意味を持ちます。ドコモは山間部や地方を含めた人口カバー率が高く、電波が届く範囲の広さでは国内トップクラスです。だれでもモバイルはその設備をそのまま使うため、エリアの広さについてはドコモと同等と考えて問題ありません。

一方で、注意しておきたいことがあります。エリアが同じでも、通信速度まで同じになるわけではありません。MVNOはキャリアから借りている帯域の幅に制約があるため、利用者が集中する時間帯には速度が落ちやすい構造になっています。この点は後ほど詳しく解説します。

提供されているプランの種類

だれでもモバイルには「10分かけ放題」「完全かけ放題」「SMSデータSIM」「データSIM」の4種類があります。このうち音声通話ができるのは前者2つで、どちらもかけ放題が標準で含まれている点が特徴です。つまり、通話をまったくしない人でもかけ放題の料金を払うことになります。料金が割高に見える理由の一つがここにあります。

「審査なし」の正確な意味と本人確認

ここは誤解が非常に多い部分なので、正確に整理します。「審査なし」という言葉は、何のチェックもなく契約できるという意味ではありません。

行われない審査:信用情報の照会

だれでもモバイルが行わないとしているのは、信用情報機関への照会です。過去に携帯電話料金を滞納した、強制解約になった、いわゆる「携帯ブラック」の状態にある——こうした履歴を理由に契約を断ることはない、というのがこのサービスの主張です。

ただし完全に無条件というわけではなく、独自の社内審査として「自社内での未払い」と「反社会的勢力との関連」については確認していると説明されています。過去にだれでもモバイル自身の料金を滞納したことがある場合は、再契約できない可能性があります。

必ず行われる審査:本人確認

本人確認は法律上、省略できません

携帯電話不正利用防止法により、携帯電話回線を契約する際は公的な身分証明書による本人確認が事業者に義務づけられています。これはだれでもモバイルであっても例外ではありません。「身分証がなくても契約できる」「他人名義で契約できる」といった説明をするサイトがあれば、それは誤りです。だれでもモバイルは本人確認を行ったうえで、身分証に記載された住所宛にSIMカードを発送する方式を採っています。

むしろ、この「身分証の住所へ発送する」という仕組みは利用者にとっても安心材料です。第三者が勝手に自分の名義で契約することを防ぐ仕組みとして機能するためです。

他社の審査はどうなっているのか

ここで正確を期しておきます。「他社の格安SIMは信用情報の審査をしている」と断定する記事をよく見かけますが、実はIIJmio・UQ mobile・楽天モバイル・mineoのいずれも、SIM単体契約における与信審査の有無を公式サイトで明言していません。mineoが「弊社の審査基準により審査を行う」と記載している程度で、その基準の中身は非公開です。

一方で明確なことが一つあります。端末を分割払いで購入する場合は、割賦販売法に基づく個別信用購入あっせん契約となるため、UQ mobileと楽天モバイルは公式に「信用情報機関へ照会・登録する」と明記しています。つまり、審査で引っかかりやすいのは回線契約そのものより端末の分割払いである可能性が高い、ということです。

審査対策として先に試す価値があること

他社で審査に落ちた経験がある人でも、「端末は分割で買わず、SIMだけを契約する」という申し込み方に変えると通るケースがあります。だれでもモバイルを検討する前に、この方法を一度試す価値はあります。それでも通らなかった場合に、だれでもモバイルが現実的な選択肢になります。

そもそも、なぜ携帯の審査に落ちるのか

だれでもモバイルを検討している人の多くは、どこかで一度断られています。しかし「なぜ落ちたのか」を正確に把握している人は多くありません。理由が分かれば、だれでもモバイル以外の道が残っている場合もあります。順に確認していきましょう。

理由① 携帯料金の滞納履歴(いわゆる携帯ブラック)

最も多いのがこのケースです。携帯電話の利用料金を長期間滞納したり、支払わないまま強制解約になったりすると、その情報が業界内で共有される仕組みがあります。この状態にあると、大手キャリアだけでなく多くのMVNOでも契約を断られやすくなります。

だれでもモバイルが正面から受け止めているのは、まさにこの層です。公式サイトが「携帯ブラックリストの方でも契約可能」と明記しているのは、この履歴を照会しないという方針の表明にあたります。

理由② 端末の分割払いが通らなかった

意外と見落とされているのがこのパターンです。スマートフォン本体を分割払いで購入する契約は、法律上「個別信用購入あっせん」という割賦契約にあたります。これは回線契約とは別物で、UQ mobileや楽天モバイルは公式に、信用情報機関へ照会・登録すると明記しています。

つまり、クレジットカードやローンの支払いで問題があった人は、回線そのものではなく端末の分割払いで落ちている可能性があります。この場合、端末を一括で購入するかSIMのみで申し込めば、審査を通過できることがあります。

理由③ 短期解約を繰り返している

キャンペーン目的で契約と解約を短期間に繰り返していると、事業者側から敬遠されることがあります。滞納がなくても断られるのがこのケースです。心当たりがある場合は、一定期間を空けてから再度申し込むと状況が変わることもあります。

理由④ 申込内容の不備・本人確認書類の不一致

単純なミスが原因のこともあります。身分証の住所が現住所と違う、氏名の表記が一致しない、書類の画像が不鮮明で読み取れない——こうした理由で手続きが止まっているケースは珍しくありません。これは「審査に落ちた」のではなく「手続きが完了していない」だけなので、書類を整えれば解決します。

申し込む前に確認する順番

まず、落ちた理由が④の書類不備でないかを確認してください。次に②の端末分割が原因でないかを疑い、SIM単体での申し込みを試します。ここまでで解決しない、つまり①の滞納履歴が原因である可能性が高い場合に、だれでもモバイルが本命の選択肢になります。順番を飛ばすと、本来払わずに済んだ差額を2年間払い続けることになります。

料金プラン全一覧【2026年9月時点】

ここからは実際の料金を確認します。以下はすべて税込表示です。

10分かけ放題プラン(標準的な選択肢)

データ容量月額料金(税込)1GBあたりの単価
1GB1,990円1,990円
3GB3,700円約1,233円
5GB4,500円900円
10GB6,100円610円
20GB8,700円435円

1回10分までの国内通話がかけ放題になるプランです。データ容量が大きいほど1GBあたりの単価は下がりますが、絶対額としては20GBで月8,700円と、格安SIMとしてはかなり高い水準になります。

完全かけ放題プラン

データ容量月額料金(税込)10分かけ放題との差額
1GB3,300円+1,310円
3GB5,500円+1,800円
5GB6,160円+1,660円
10GB7,810円+1,710円
20GB11,110円+2,410円

通話時間の制限なくかけ放題になるプランです。差額は月1,300円〜2,400円ほどで、10分を超える通話が月に何度もある人以外は、10分かけ放題で足りるケースがほとんどでしょう。

初期費用とキャンペーン

項目金額(税込)備考
事務手数料3,300円キャンペーン適用時は24か月間138円ずつ割引され実質無料
口座振替登録料550円口座振替を選ぶ場合
初月の月額料金0円キャンペーン期間中
翌月分の月額料金プランによる前払いのため申込時に必要
事務手数料「実質無料」の注意点

事務手数料3,300円が実質無料になるのは、24か月間にわたり毎月138円ずつ割引されるためです。つまり2年間使い続けて初めて相殺されます。途中で解約した場合、残りの割引は受けられません。「無料」という言葉だけで判断せず、2年使う前提の割引だと理解しておいてください。

データ容量はどれを選ぶべきか

だれでもモバイルは容量を上げるごとの値上がり幅が大きいため、容量選びが総支払額に直結します。1GBと5GBでは月2,510円、2年間では約6万円の差になります。安易に大きい容量を選ばないことが節約の要点です。

使い方の目安推奨容量月額(10分かけ放題)
通話とLINEが中心。ネットは自宅Wi-Fi1GB1,990円
外出先で地図・検索・SNSを軽く使う3GB3,700円
SNSや音楽ストリーミングを日常的に使う5GB4,500円
外出先で動画をよく見る10GB6,100円
Wi-Fiがなく通信のほとんどがモバイル20GB8,700円

自宅にWi-Fi環境がある人は、想像以上にモバイルデータを使っていないものです。現在お使いのスマートフォンの設定画面から、直近数か月のデータ使用量を確認してみてください。そのうえで一段階小さい容量を選び、足りなければ翌月以降に見直すほうが、結果的に無駄がありません。

なお、だれでもモバイルはデータの繰り越しに対応しています。使い切らなかった分は翌月に持ち越せるため、月ごとの使用量にばらつきがある人でも小さめの容量を選びやすい設計になっています。

▶ 公式サイトでキャンペーンの適用条件を確認する
だれでもモバイル 評判 料金プランと他社格安SIMの比較イメージ

他社4社との料金比較

だれでもモバイルの料金が実際どの程度高いのか、主要な格安SIM4社と並べて確認します。比較しやすいよう、音声通話ができるプランで、容量が近いものを選びました。

サービス小容量(1〜3GB)中容量(5〜7GB)大容量(15〜30GB)
だれでもモバイル
※10分かけ放題込み
1GB 1,990円
3GB 3,700円
5GB 4,500円20GB 8,700円
IIJmio2GB 850円5GB 950円15GB 1,600円
25GB 2,000円
mineo(マイピタ)3GB 1,298円7GB 1,518円15GB 1,958円
30GB 2,178円
楽天モバイル〜3GB 1,078円〜20GB 2,178円無制限 3,278円
UQ mobileトクトクプラン2:割引前4,048円/コミコミプランバリュー(35GB):割引前3,828円

数字を見れば一目瞭然です。だれでもモバイルの5GBが月4,500円であるのに対し、IIJmioの5GBは950円です。その差は月3,550円、年間では42,600円になります。この差額は、決して小さくありません。

ただし、この比較には重要な但し書きがあります。だれでもモバイルの料金には10分かけ放題が最初から含まれている一方、IIJmioやmineoの表示料金は通話オプションなしの金額です。他社でかけ放題を追加すれば数百円〜千円程度は上乗せされます。それでも価格差が埋まるわけではありませんが、まったく同じ条件での比較ではない点は押さえておいてください。

料金だけで比較すると必ず負ける

正直に書きます。価格競争という土俵では、だれでもモバイルは他社に勝てません。それでもこのサービスに申し込む人がいるのは、次の章で説明する「他社では契約そのものができない」という壁があるからです。

支払い方法・審査で比較すると評価が逆転する

料金以外の軸で比較すると、まったく違う景色が見えてきます。特に「クレジットカードを持っていない人が契約できるか」という点は、格安SIM選びで見落とされがちな決定的な条件です。

サービス口座振替コンビニ払い信用情報の審査最低利用期間
だれでもモバイル○ 対応○ 対応行わないと公式に明言開通月から2年後の末日まで
IIJmio× 非対応
(クレカのみ)
×公表なし当月末まで/解約金なし
mineo△ 条件付き
(eo光契約者のみ)
×審査ありと明記
(基準は非公開)
なし/解約金なし
楽天モバイル○ 対応
(手数料110円/月)
×公表なし公式に記載なし
UQ mobile○ 対応×公表なし1年以内解約で1,100円

この表が示していることは明確です。IIJmioはクレジットカードがなければ申し込みすらできません。mineoも実質的にクレジットカード必須です。つまり、料金が最も安い2社は、カードを持たない人にとっては最初から選択肢に入りません。

一方、口座振替に対応しているUQ mobileや楽天モバイルは有力な候補になります。もしあなたがクレジットカードを持っていないだけで、過去の滞納履歴などに心当たりがないのであれば、まずこの2社を検討すべきです。だれでもモバイルより確実に安く済みます。

検討する順番のおすすめ

① クレカがあり審査に不安がない → IIJmio・mineoが最安
② クレカがないが審査に不安はない → UQ mobile・楽天モバイル(口座振替対応)
③ 他社の審査に落ちた/滞納履歴がある → だれでもモバイル

上から順に試して、通らなかったときの受け皿がだれでもモバイルです。いきなり③から検討すると、払わなくてよかった差額を払うことになります。

格安SIMごとの詳しい評判については、IIJmioの評判を解説した記事やUQモバイルの評判・速度を検証した記事もあわせてご覧ください。

▶ 他社で審査に落ちた方はこちら/だれでもモバイル公式サイト

通信速度とエリアの実態

エリアはドコモと同等

前述のとおり、だれでもモバイルはNTTドコモの5G・LTE(4G)・3G網に対応しています。そのため、電波が届く範囲についてはドコモのエリアマップがそのまま参考になります。地方や山間部での安定性を重視する人にとって、これは楽天モバイルと比べたときの明確な強みです。

速度については正直に書きます

実測データについて

当サイトではだれでもモバイルの通信速度を実測していません。また、だれでもモバイル公式サイトも通信速度の数値を公表していません。したがって「平均◯Mbps出る」といった具体的な数値をこの記事で提示することはできません。速度の数値を断定している記事を見かけた場合は、その出典を確認することをおすすめします。

数値は出せませんが、構造から言えることはあります。MVNOはキャリアから借りた帯域を利用者で分け合う仕組みのため、平日の昼休み(12時台)や通勤時間帯など、利用が集中する時間には速度が低下しやすい傾向があります。これはだれでもモバイルに限らず、MVNO全般に共通する特性です。

実際、口コミにも「通信速度が遅い場合がある」という声が見られます。動画を高画質で常時視聴したい、オンラインゲームを快適にプレイしたいといった用途では、期待どおりにならない可能性を見込んでおくべきでしょう。逆に、通話・LINE・地図・ウェブ閲覧が中心であれば、大きな支障は出にくいと考えられます。

良い評判・悪い評判

良い評判

実際に挙がっている肯定的な声
  • 「他社で審査に落ちたが、ここで初めて自分名義のスマホを持てた」
  • 「ドコモの回線なので安定して使える」
  • クレジットカードを持っていない人からの評価が高い
  • データの繰り越しに対応しており、使わなかった分を翌月に回せる

肯定的な評価に共通しているのは、「安い」ではなく「契約できた」という点です。家族名義でスマホを持っていた人が自分名義に切り替えられたことの価値は、月々の差額では測れないものがあります。銀行口座の開設や賃貸契約など、本人名義の連絡先が必要になる場面は少なくありません。

悪い評判

実際に挙がっている否定的な声
  • 「だれでもモバイルは高いし前払いなのでそれ以外で契約したい」
  • 「審査なしで誰でも契約できるのは逆に怪しい」
  • 「問い合わせへの返信が遅い」
  • 「初期費用がかかる」
  • 通信速度が遅く感じる場面がある

否定的な声で最も多いのは、やはり料金です。これは事実であり、この記事でも料金比較で示したとおりです。次に多いのがサポート対応の遅さで、問い合わせの返信までに時間がかかるという指摘があります。急ぎのトラブル対応を期待する人にとっては、ここは弱点になり得ます。

「怪しい」という評判については、冒頭で触れたとおり、審査なしという仕組みへの不信感から来ているものがほとんどです。実際には運営法人が存在し、ドコモ回線を使い、法律に基づく本人確認も行っています。仕組みを理解すれば、不透明な点があるサービスではありません。

契約前に知るべきデメリット5点

申し込んでから後悔しないよう、不利な条件をまとめて整理します。

① 料金が明確に割高

繰り返しになりますが、5GBで月4,500円という水準は、IIJmioの950円やmineoの1,518円(7GB)と比べて数倍です。かけ放題が含まれることを差し引いても割高であることは動きません。年間で数万円の差になるため、審査に問題がないなら他社を選ぶべきです。

② 最低利用期間が約2年ある

最低利用期間は「開通日の属する月から2年後の末日まで」と設定されています。IIJmioやmineoが解約金なし・最低利用期間なしで運用しているのと比べると、明確に不利な条件です。「とりあえず1〜2か月だけ試す」という使い方はできません。

解約金の金額は必ず事前確認を

最低利用期間内に解約すると契約解除料が発生します。ただし、その具体的な金額は公式サイトの分かりやすい位置に明示されておらず、解説サイトによって記載されている金額も食い違っています。この記事では確認できない数字を書かない方針のため、金額は記載しません。申し込み前に必ず公式サイトのサービス契約約款・重要事項説明書を確認するか、サポートへ直接問い合わせて金額を確認してください。これは契約前に確認すべき最重要事項です。

③ 前払い制である

料金は前払い方式です。口座振替の場合、毎月原則27日に翌月分が引き落とされます。申し込み時にも翌月分の月額料金が必要になるため、初期の持ち出しが想像より大きくなりがちです。残高不足で引き落としができないと利用が止まるため、口座管理には注意が必要です。

④ 端末は自分で用意する必要がある

基本的にSIMのみの契約となるため、使用するスマートフォンは自分で準備します。手元の端末を使い続ける場合は、ドコモ回線に対応しているか、SIMロックが解除されているかを事前に確認してください。なお、審査に不安がある人にとっては、端末の分割払いを伴わないSIM単体契約であることは、むしろ好都合とも言えます。

⑤ キャリアメールが使えない・サポートが遅い

docomo.ne.jpのようなキャリアメールアドレスは提供されません。GmailなどのフリーメールやSMSで代替する必要があります。あわせて、サポートの返信が遅いという口コミが複数見られる点も、あらかじめ織り込んでおくべきでしょう。店舗ではなくオンライン中心の手続きになるため、対面でのサポートを重視する人には向きません。

おすすめな人・向いていない人

だれでもモバイルが向いている人

こんな人におすすめ
  • 大手キャリアや他の格安SIMの審査に落ちた経験がある人
  • 過去に携帯料金の滞納や強制解約の履歴がある人
  • クレジットカードを持っておらず、口座振替やコンビニ払いを使いたい人
  • 家族名義ではなく、自分名義でスマホを持ちたい人
  • ドコモ回線のエリアの広さを重視する人
  • 通話が多く、かけ放題が標準で付く点に価値を感じる人

だれでもモバイルが向いていない人

こんな人には他社をおすすめします

以下に当てはまる場合、だれでもモバイルを選ぶ理由はほとんどありません。

  • 審査に不安がなく、とにかく安くしたい人 → IIJmioやmineoのほうが年間で数万円安くなります
  • クレカがないだけで、滞納履歴などはない人 → UQ mobileや楽天モバイルが口座振替に対応しており、より安く契約できます
  • 短期間だけ使いたい人 → 約2年の最低利用期間があるため不向きです
  • データを大量に使う人 → 20GBで8,700円は割高です。楽天モバイルなら無制限で3,278円です
  • 通話をまったくしない人 → かけ放題の料金が必ず含まれるため、使わない機能に払うことになります
  • 対面でのサポートを重視する人 → オンライン中心の手続きで、返信の遅さも指摘されています

他社の選択肢を先に検討したい方は、ワイモバイルの評判やLINEMOの評判もあわせて確認すると、判断材料が増えます。

▶ 審査に不安がある方はこちら/だれでもモバイル公式サイト

申し込みから開通までの手順

申し込みはオンラインで完結します。大まかな流れは次のとおりです。

端末とプランを決める

使用するスマートフォンがドコモ回線に対応しているか、SIMロックが解除されているかを確認します。あわせてデータ容量とかけ放題の種類を決めます。通話が10分以内に収まるなら「10分かけ放題」で十分です。

公式サイトから申し込む

公式サイトの申込フォームに、氏名・住所・連絡先などを入力します。住所は身分証明書の記載と一致している必要があります。ここが異なるとSIMが届きません。

本人確認書類を提出する

運転免許証やマイナンバーカードなどの公的な身分証明書をアップロードします。携帯電話不正利用防止法に基づく手続きで、省略はできません。文字が読み取れない画像は再提出になるため、明るい場所で撮影してください。

支払い方法を登録する

口座振替、コンビニ払い、銀行振込から選択します。口座振替を選ぶ場合は登録料550円がかかります。前払い制のため、この段階で初期費用と翌月分の月額料金を準備しておきます。

SIMカードを受け取る

審査と入金の確認が完了すると、身分証に記載された住所宛にSIMカードが発送されます。第三者による不正契約を防ぐ仕組みのため、別住所への発送には対応していません。

端末に挿入して初期設定する

届いたSIMカードを端末に挿入し、APN設定(ネットワーク設定)を行うと通信が可能になります。設定方法は同梱の案内または公式サイトで確認できます。ここまで完了すれば開通です。

申し込み前に手元に用意しておくもの

・公的な身分証明書(現住所が記載されているもの)
・引き落としに使う銀行口座の情報
・初期費用と翌月分の月額料金
・SIMロック解除済みの端末

身分証の住所が現住所と違う場合は、先に住所変更の手続きを済ませてください。ここでつまずく人が多いポイントです。

解約・最低利用期間・MNPについて

最低利用期間の数え方

最低利用期間は「開通日の属する月から2年後の末日まで」です。たとえば2026年9月に開通した場合、2028年9月末日までが期間内ということになります。この期間内に解約すると契約解除料が発生します。

前述のとおり、その金額については公式サイトで明示された数値を確認できませんでした。解説サイトによって記載金額に食い違いがあるため、この記事では推測での記載を避けています。契約前にサポートへ問い合わせ、金額と更新月を書面またはメールで確認しておくことを強くおすすめします。

事務手数料の割引との関係

事務手数料3,300円は24か月かけて毎月138円ずつ割引される仕組みです。したがって、途中解約すると割引を受け切れないまま契約が終わります。最低利用期間と割引期間がほぼ重なっているため、実質的には2年間の利用を前提とした料金設計だと理解しておくとよいでしょう。

他社への乗り換えを考えている場合

だれでもモバイルで支払い実績を積み、状況が改善した段階で他社へ乗り換えるという考え方もあります。ただし、その場合も最低利用期間の扱いは変わりません。乗り換えのタイミングは更新月に合わせるのが合理的です。MNP転出の手数料については公式に明示された記載を確認できなかったため、こちらもサポートへの確認をおすすめします。

「卒業」を前提に使うという考え方

だれでもモバイルを一生使い続ける必要はありません。むしろ、2年間の最低利用期間を「支払い実績を積み直す期間」と位置づけ、更新月に他社へ移ることを最初から計画に入れておくほうが合理的です。

携帯料金の滞納履歴は永久に残るものではありません。一般に、こうした情報は一定期間の経過とともに参照されなくなっていきます。その間に延滞なく支払い続けた実績があれば、2年後には他社の審査を通過できる状態になっている可能性は十分にあります。

そのために必要なことは、シンプルです。引き落とし日である毎月27日の前に口座残高を確認し、一度も滞納しないこと。これだけです。逆にここで再び滞納すると、だれでもモバイル自身の社内履歴にも未払いが記録され、状況はさらに厳しくなります。

2年後の選択肢を広げるためにやること

・毎月の引き落としを一度も遅らせない
・更新月がいつなのかを契約時に確認し、カレンダーに登録しておく
・更新月が近づいたら、IIJmio・mineo・UQ mobileなどの料金を再確認する
・乗り換え時は端末の分割払いを付けず、SIM単体で申し込む

この4点を守れば、2年後には月々の通信費を大きく下げられる可能性があります。だれでもモバイルは終着点ではなく、通過点として使うのが最も賢い付き合い方です。

格安SIMに乗り換える手順(MNP)

どの格安SIMを選ぶか決まったら、次は乗り換えの手続きです。電話番号を変えずに他社へ移ることを「MNP(携帯電話番号ポータビリティ)」と呼びます。手続き自体は難しくありませんが、方式が2つあることを知らないまま進めると、不要な手間が増えます。

MNPには2つの方式がある

方式手続きの流れポイント
ワンストップ方式乗り換え先に申し込むだけで完結する。今の契約先へ申し出る必要がないMNP予約番号が不要。2023年5月24日から受付が始まった方式
予約番号方式今の契約先でMNP予約番号を発行してもらい、乗り換え先の申し込み時に入力する予約番号には有効期限が設定されている。発行時の案内を必ず確認する

ワンストップ方式に対応しているかどうかは事業者ごとに異なります。乗り換え元と乗り換え先の両方が対応していて初めて使える方式なので、手続きを始める前に双方の公式サイトで確認してください。片方でも未対応であれば、従来どおり予約番号を発行する流れになります。

乗り換えの6ステップ

今の契約を棚卸しする

端末の分割払いが残っていないか、契約解除料がかかる期間ではないか、契約名義が自分になっているかを確認します。名義が家族のままだと、自分名義への変更を先に済ませる必要があります。

端末が乗り換え先の回線に対応しているか確認する

SIMロックが解除されているか、対応バンドが合っているか、eSIMで申し込む場合は端末がeSIMに対応しているかを確認します。各社の公式サイトに動作確認済み端末の一覧があるので、機種名で検索するのが確実です。

プランを決めて総額を計算する

本記事の比較表を使い、データ量と通話定額を組み合わせた合計月額を出します。ここで通話定額を入れ忘れると、契約後に「思ったより高い」となります。通話時間が読めないなら、無制限かけ放題を足した金額で判断してください。

MNPの方式を確認して申し込む

ワンストップ方式に双方が対応していれば、乗り換え先のサイトで申し込むだけで進みます。対応していない場合は、先に今の契約先でMNP予約番号を発行します。あわせて本人確認書類と支払い情報を手元に用意します。

SIM/eSIMを受け取り回線を切り替える

物理SIMは郵送で届きます。eSIMなら最短で当日中に手続きが進むこともあります。回線の切り替え手続きを行った時点で、元の契約は自動的に解約されます。切り替え中は一時的に通信できない時間が発生します。

APN設定と動作確認を行う

端末にSIMを挿し、APN(ネットワーク)設定を行います。設定後は発信・着信・データ通信・SMSの4つを必ず自分でテストしてください。ここまで確認して乗り換え完了です。

乗り換え前に必ず確認しておくこと

見落とすと損をする4点

① キャリアメールが使えなくなる
docomo.ne.jpなどのアドレスは原則として使えなくなります。有料の持ち運びサービスがある事業者もあるため、条件を契約前に確認してください。銀行やフリマアプリの登録メールアドレスは、乗り換え前にGmailなどへ変更しておくと安全です。

② 支払い方法が限られる事業者がある
IIJmioはクレジットカードのみで、口座振替に対応していません。カードを持っていない場合、申し込みの段階で止まります。

③ 家族割が外れて、残った家族の料金が上がる
自分が抜けることで家族割のカウントが減り、家に残る回線の月額が上がるケースがあります。世帯全体で計算しないと、自分だけ安くなって家全体では損をします。

④ 端末の分割残債は乗り換え後も続く
回線を解約しても、端末代金の分割払いは残ります。一括請求に切り替わる事業者もあるため、残債額は事前に確認してください。

この4点を押さえておけば、乗り換えで大きく失敗することはまずありません。逆に、ここを確認せずに申し込んで「こんなはずではなかった」となるパターンは、そのほとんどがこの4つのどれかに該当します。

よくある質問(FAQ)

だれでもモバイルは本当に審査なしで契約できますか?
信用情報機関への照会は行わないと公式に説明されています。過去の滞納や強制解約の履歴を理由に断られることはありません。ただし自社内での未払い履歴や反社会的勢力との関連については独自に確認されており、また法律に基づく本人確認は必ず行われます。「何のチェックもない」わけではない点にご注意ください。
だれでもモバイルは怪しい会社ではないですか?
運営はだれでもモバイル株式会社という実在の法人で、NTTドコモの回線を使用しています。「怪しい」という評判の多くは、審査なしという仕組みへの不信感から生じているものです。ただし料金が割高であることや最低利用期間があることは事実なので、条件を理解したうえで申し込むことが大切です。
クレジットカードがなくても契約できますか?
はい。口座振替、コンビニ払い、銀行振込に対応しているため、クレジットカードは不要です。口座振替を選ぶ場合は登録料550円(税込)がかかります。なお、クレジットカードがないだけで審査に不安がない方は、UQ mobileや楽天モバイルも口座振替に対応しており、より安く契約できます。
使っている回線はどこですか?
NTTドコモの回線です。公式サイトには「NTTドコモの5G、LTE(4G)及び3G網に対応」と記載されています。そのため通信エリアはドコモとほぼ同等で、地方や山間部でもつながりやすいことが特徴です。
通信速度はどのくらい出ますか?
当サイトでは実測しておらず、公式サイトも速度の数値を公表していないため、具体的な数値はお答えできません。一般論として、MVNOは平日昼などの混雑時間帯に速度が低下しやすい傾向があります。口コミにも速度が遅いと感じるという声があるため、高画質動画の常時視聴などには過度な期待をしないほうがよいでしょう。
月額料金はいくらからですか?
10分かけ放題付きの1GBプランで月1,990円(税込)からです。以降は3GB 3,700円、5GB 4,500円、10GB 6,100円、20GB 8,700円となります。完全かけ放題プランの場合は1GB 3,300円からです。すべてかけ放題が含まれた料金です。
初期費用はいくらかかりますか?
事務手数料3,300円(税込)がかかりますが、キャンペーン適用時は24か月間にわたり毎月138円ずつ割引され実質無料になります。ほかに口座振替登録料550円と、前払い制のため翌月分の月額料金が申込時に必要です。事務手数料の割引は2年間かけて相殺される仕組みである点にご注意ください。
最低利用期間や解約金はありますか?
最低利用期間は開通日の属する月から2年後の末日までと設定されており、期間内に解約すると契約解除料が発生します。ただし、その金額は公式サイトで明示された数値を確認できず、解説サイトによって記載も食い違っています。申し込み前に必ず公式のサービス契約約款を確認するか、サポートへ直接お問い合わせください。
端末はセットで購入できますか?
基本的にSIMのみの契約となるため、端末はご自身で用意する必要があります。お手持ちの端末を使う場合は、ドコモ回線に対応しているかとSIMロックが解除されているかを事前にご確認ください。端末の分割払いを伴わないため、割賦契約の審査を避けたい方にはかえって好都合とも言えます。
データ容量が余ったら翌月に繰り越せますか?
はい。データの繰り越しに対応しており、使い切らなかった分は翌月に持ち越して利用できます。月によってデータ使用量にばらつきがある方には有用な仕組みです。
キャリアメールは使えますか?
docomo.ne.jpのようなキャリアメールアドレスは提供されません。GmailなどのフリーメールやSMSで代替する必要があります。会員登録などでキャリアメールを使用している場合は、契約前に登録先のメールアドレス変更を済ませておくとスムーズです。
他社から乗り換え(MNP)はできますか?
電話番号を引き継いでの乗り換えは可能です。ただしMNP転出時の手数料など細かい条件については、公式サイトで明示された記載を確認できませんでした。乗り換えを前提に検討している場合は、事前にサポートへ条件を確認しておくことをおすすめします。
支払いが遅れるとどうなりますか?
前払い制のため、口座振替の残高不足などで入金が確認できないと利用が停止される可能性があります。口座振替は毎月原則27日の引き落としです。滞納履歴があって契約したサービスで再び滞納すると、自社内の未払い履歴として記録され、今後の再契約に影響する可能性があります。引き落とし日前の残高確認を習慣にしてください。
格安SIMで結局いちばん安いのはどこですか?
条件によって答えが変わります。本記事で比較した8社を「月30GB前後・通話定額あり・割引なし」に揃えて計算すると、mineo(30GB+10分かけ放題で2,728円)が最も低く、次いでahamoとLINEMO(2,970円)、IIJmio(3,100円)と続きます。ただし小容量で十分ならIIJmioの2GB 850円やLINEMOの〜3GB 990円のほうが安く、無制限で使いたいなら楽天モバイルの3,278円が候補になります。「いちばん安い1社」ではなく「自分の使用量でいちばん安い1社」を探すのが正しい進め方です。
ahamo・povo・LINEMOは格安SIMに含まれますか?
厳密には提供形態が異なります。ahamoはNTTドコモ、povo2.0はKDDI、LINEMOはソフトバンクという通信設備を持つ事業者自身が提供するオンライン向けブランドです。一方でIIJmioやmineoは、これらの事業者から回線を借りてサービスを提供するMVNOにあたります。ただし利用者から見た料金水準は近く、実際の検討時には同じ土俵で比べて問題ありません。本記事でも8社を同じ表で比較しています。
格安SIMは通信速度が遅いというのは本当ですか?
当サイトでは速度を実測しておらず、各社も速度の数値を保証していないため、具体的な数値をお答えすることはできません。一般論として、回線を借りて提供するMVNO(IIJmio・mineoなど)は、平日の昼休みや夕方など混雑する時間帯に速度が低下しやすい傾向が指摘されています。速度を重視する場合は、通信設備を持つ事業者が直接提供するahamo・povo2.0・LINEMO・UQモバイル・ワイモバイル・楽天モバイルを候補にするという考え方があります。
データ量が無制限で使える格安SIMはありますか?
本記事で比較した8社のうち、データ量の上限なしで使えるのは楽天モバイルのRakuten最強プランです。20GBを超えると月3,278円(税込)で頭打ちになる料金設計になっています。他社では、ahamo大盛りの110GBが4,950円(税込)で大容量の選択肢になります。ただし楽天モバイルは他の3回線とは別の設備を使っているため、生活圏がエリアに入っているかを公式のエリアマップで先に確認しておくことをおすすめします。
乗り換えると電話番号は変わりますか?
MNP(携帯電話番号ポータビリティ)の手続きをすれば、電話番号はそのまま引き継げます。2023年5月24日からは、乗り換え先への申し込みだけで完結する「ワンストップ方式」の受付も始まりました。この方式なら、今の契約先にMNP予約番号を発行してもらう手間がなくなります。ただし対応しているかは事業者ごとに異なるため、乗り換え元と乗り換え先の両方で事前に確認してください。
今使っている端末をそのまま使えますか?
回線が合っていて、SIMロックが解除されていれば使えるケースがほとんどです。回線の選択肢が広いのはmineoで、ドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べます。IIJmioもドコモ網とau網から選択できます。申し込み前に、各社が公開している動作確認済み端末の一覧でご自身の機種名を検索してください。対応バンドやeSIM対応の有無もここで確認できます。
クレジットカードがなくても契約できる格安SIMはどこですか?
本記事で比較した中では、UQモバイルと楽天モバイルが口座振替に対応しています(楽天モバイルは手数料110円/月)。一方でIIJmioはクレジットカードのみで、口座振替には対応していません。カードがないという理由だけで、審査そのものに不安がないのであれば、まずUQモバイルと楽天モバイルを検討してください。だれでもモバイルより確実に安く済みます。
家族でまとめると安くなるのはどこですか?
楽天モバイルには最強家族割があり、適用すると〜3GB 968円、〜20GB 2,068円、20GB超の無制限が3,168円(いずれも税込)になります。ワイモバイルにも家族割引サービス(2回線目以降1,100円/月の割引)とおうち割 光セット(A)(1,650円/月の割引)が用意されています。単体の月額だけを見ると高く見える事業者でも、家族の回線数や光回線の契約状況によっては順位が入れ替わります。世帯全体で計算してください。
審査に落ちた場合、他に方法はありますか?
だれでもモバイルを検討する前に、まず「端末を分割で買わず、SIM単体で申し込む」方法を試してみてください。UQ mobileや楽天モバイルは端末の分割払いについて信用情報機関への照会を明記していますが、回線契約単体の与信審査については各社とも公表していません。分割払いを外すことで通るケースがあるため、先に試す価値があります。

まとめ:だれでもモバイルを選ぶべきかの最終判断

だれでもモバイルは、料金の安さを競うサービスではありません。「他社では契約できなかった人が、自分名義でスマホを持つための選択肢」です。この一点に価値を感じるかどうかが、判断の分かれ目になります。

▶ 宅配便の料金比較【最安値2026年10月版】ヤマト・ゆうパック・佐川を一括比較

この記事の要点

  • 月30GB前後・通話定額ありで揃えると、8社の合計月額はmineo 2,728円/ahamo・LINEMO 2,970円/IIJmio 3,100円/楽天 3,278円/povo 3,330円/UQ 3,828円/ワイモバイル 5,258円(税込・割引なし)
  • 上位6社は600円程度の幅に収まるため、価格ではなく「使い方のクセ」で選ぶほうが早い
  • データ無制限なら楽天モバイル、使う量が月ごとに変わるならpovo2.0、回線を選びたいならmineo・IIJmio
  • 乗り換え時はキャリアメール・支払い方法・家族割・端末残債の4点を先に確認する
  • だれでもモバイルは信用情報の審査を行わないと公式に明言している。ただし法律に基づく本人確認は必須
  • 回線はNTTドコモのため、通信エリアの広さはドコモと同等
  • 料金は10分かけ放題込みで1GB 1,990円〜20GB 8,700円。他社より明確に割高
  • クレジットカード不要で口座振替・コンビニ払いに対応している点が最大の強み
  • 最低利用期間は開通月から2年後の末日まで。解約金の金額は公式で要確認
  • 審査に不安がないならIIJmio・mineoが最安。カードがないだけならUQ・楽天が有力

もしあなたが過去に審査で断られた経験があり、家族名義のスマホを使い続けている状態なら、だれでもモバイルは現実的な解決策になります(他の審査なしSIMとの比較はこちら)。自分名義の電話番号は、銀行口座の開設や賃貸契約、就職活動の連絡先など、生活のさまざまな場面で必要になるものです。月々の差額を払ってでも取り戻す価値がある人は確実にいます。

今日やることは一つだけです。公式サイトで最新の料金とキャンペーン条件を確認し、あわせて契約解除料の金額をサポートに問い合わせてください。この2点さえ押さえておけば、申し込み後に「聞いていなかった」という事態は避けられます。

▶ だれでもモバイル公式サイトで申し込み条件を確認する

格安SIM全体をあらためて比較検討したい方は、IIJmioの評判・UQモバイルの評判・ワイモバイルの評判・LINEMOの評判もあわせてご覧ください。また、審査なしのプリペイドSIM比較も参考になります。ご自身の条件に合う一社が見つかるはずです。

※本記事に掲載した8社の料金・データ量・通話オプションは、2026年9月時点で各社公式サイトに記載されていた内容のみを掲載しています。公式サイトで確認できなかった項目は記載していません。※キャンペーンや料金は変更される場合があるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。※通信速度は当サイトで実測したものではなく、具体的な数値の記載は避けています。※契約解除料の金額は公式サイトで確認できなかったため記載していません。必ず公式の契約約款またはサポートでご確認ください。

コメント

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